息子殺し―演じさせたのはだれか(斎藤 茂男編,太郎次郎社 1993年)浦和・高校教師夫妻による息子刺殺事件
単行本ハードカバー: 230ページ
ISBN-10: 4811805623
ISBN-13: 9784811805627
梱包サイズ: 19.2 x 13.4 x 2.6 cm
”殺さないでくれ!”と叫ぶ息子をめった刺しにした両親。その減刑を嘆願する八万五千人余の署名。なぜ世論は子殺しに同情的なのか?九二年,浦和市でおきた高校教師の息子殺害事件。事件関係者、各界からの証言で事件の本質に迫る。
●はじめに息子殺しを演じさせたのはだれか
1景八万五千人の共鳴(問題提起親の子殺しは正当化されるか;異端排除への加担;自分の子育てを問われた親たち;私が“あの母親”だったら)
2景彼はこんな若者だった(“ぼくは仮面をかぶせられていた―”友人たちの描くJUN;恵まれた環境のなかで葬られた自立)
3景下手人はだれか(子殺しに共感する論理;血の海のなかの黙示録)
4景現代家族の病理(模範的核家族の虚偽と崩壊;権力的統制と化した日本の子育て)
空白のセリフあとがきにかえて
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