お待ちのスピーカーケーブルの端末を、写真の様にフェルール圧着加工致します。
フェルール圧着加工とは、機密性の高い圧着で、より線をまるで一本の単線の様な形状に仕上げる圧着仕上げです。
写真2枚目をご覧下さい。
先日お客様より端末フェルール仕上げのご依頼があってお預かりしたスピーカーケーブルです。
より線を、ハンダや圧着端子加工など何もせずに、そのまま手で捩った状態で使っているとこうなります。
着け外しの度に線同士が擦れて傷が付いたり、捩り具合によってはスピーカーターミナルとの接点も少なくなり信号伝達に影響が出ます。
今回、この捩り部分を切り落とし、新たに被覆を剥き直しフェルール圧着加工を施したのが写真1枚目と3枚目の姿です。
また、こちらのお客様は写真6、7枚目の様なバネ式のターミナルでのご利用でした。
このタイプのターミナルには特に有効な圧着仕上げです。
機密性の高い圧着で、まるで単線の様な扱いが出来るフェルール圧着仕上げは、ターミナルへの差し込みもし易く、またより線をそのまま挿し込むのに比べ、より均一なターミナルとの接触が図れます。
ケーブルも機材も、見た目の形状や感触がそのまま音に現れます。細かな部分でも、しっかりとした仕上げは美しい音にも繋がります。
ついでに、機材周りも綺麗に配線すると、やはり音も綺麗になります。ケーブル同士の振動やノイズなど、色々影響はあるようです。
小さな所からコツコツと音を良くしていきましょう。
スピーカーケーブルのサイズに合わせたフェルール端子にて仕上げ致します。
通常片側4箇所で1,500円です。
両端8箇所仕上げの際は、3,000円です。
お送り頂く際の送料はご負担願います。
発送時の送料は、値段に含まれます。
また、ケーブルによっては追加でお見積りさせて頂く場合や、太さや構造によってはお断りさせて頂く場合もございます。
また、Yラグその他への端末加工も出来ます。
ご相談下さい。
基本的に剥き直しをするのと、当方にとって初めて触れるケーブルが殆どと思われる為、ケーブル構造によっては一発仕上げが難しく、少し多めに切り直す事が必要になる事もございます。
その為、ご用意頂いた長さより数センチか少し多めに短くなる事もご了承願います。
写真の様なケーブルであれば剥き直し程度で済むと思います。まずは、ご質問などでご相談下さい。
また、事前にケーブルのメーカー、型番などをお教え下さい。また、可能であれば事前にID +Yahooメール宛てに、ケーブル画像や、ターミナル側の写真などお送り頂けると助かります。
「注意」
ケーブルによっては、細く薄い形状となります。
バネ式への使用や、ネジ式の通常ターミナルでの使用に於いては問題の無い強度となりますが、ネジ式で必要以上に締め付けると折れてしまう事があります。
その見た目の形状、サイズに合わせた加減をして頂ければ全く問題無いのですが…
以前、併売しているジャンパー線で同加工の物をお納めした方で、加減が悪かったのか折ってしまった方がおられましたので、念の為…