洋書 図録本 ティアラ展 Tiara
Diana Scarisbrick (著)
2000年
ハードカバー
英語
191ページ
約21.5x21.5x2.5cm
ティアラ作品写真フルカラー、着装人物写真モノクロ
19世紀-20世紀の王侯貴族や上流階級の貴婦人達の頭上を飾った、豪華なティアラの中でも厳選された最高峰の75点をフルカラー写真で紹介。実際にティアラを着装した貴婦人たちの写真も小さめのモノクロで掲載。
作品名、製作年、素材:ダイヤモンド、金、ガーネット、ホワイトサファイア、パール、シルバー、トパーズ、ルビー、珊瑚、銀、サファイア、プラチナほか、所蔵者のリストなども収載、ティアラの時代様式の変遷。
美術館博物館所蔵のものから、めったにお目にかかることのない個人蔵の名品ティアラまでを網羅した、大変貴重な資料本です。
【本書は全文英語の洋書です】翻訳は参考程度に御覧ください。
ティアラは、映画「ローマの休日」のオードリー・ヘプバーンから英国王室まで、優雅で贅沢な人々の生活の中できらびやかな役割を果たし、洗練された魅力の頂点を示してきました。貴族や上流社会で何世紀にもわたって着用されてきたティアラは、現代の映画スターや現代の花嫁の間で再び人気を集めています。ボストン美術館で開催されたティアラの展覧会に合わせて制作されたこの本は、繊細な羽毛や、ダイヤモンド、パール、サファイアで装飾された金色のフルール・ド・リスの渦巻文様装飾などで飾られた世界で最も精巧なティアラ75点以上を紹介しています。展覧会のキュレーターであるダイアナ・スカリスブリック氏によるティアラの歴史をたどるエッセイと、ロシアの王女や英国王室、アメリカの社交界の人々などが身につけたティアラの写真を数十枚掲載しています。ティアラは、伝統的なハイファッションのテーマを軽やかなポピュラーカルチャーのアプローチで表現したもので、ティアラの愛好家だけでなく、ティアラの芸術性をあまり知らない人も、世界中の様々なスタイル、形、銘品の数々に驚かされることでしょう。
【著者について】
ダイアナ・スカリスブリックは、2000年春にボストン美術館で開催された「Crowning Glories: Two Centuries of Tiaras」展のキュレーター。ジュエリーとカメオカットの歴史を専門とする美術史家で、歴史的なジュエリーや高級ジュエリーに関する4冊の本を執筆しています。ロンドン在住。
【CONTENTS】
ESSAY
CROWNING GLORIES: TWO CENTURIES OF TIARAS
GALLERY
CHAPTER 1 THE AGE OF NAPOLEON
CHAPTER 2 MOURNING
CHAPTER 3 ROMANTICISM
CHAPTER 4 COURT GRANDEUR (1849-19OO)
CHAPTER 5 RUSSIAN STYLE
CHAPTER 6 THE TWENTIETH CENTURY 1(1900-1914)
CHAPTER 7 THE TWENTIETH CENTURY 2 (1918-2000)
CHAPTER 8 THE AMERICAN WOMAN AND HER TIARA
CHAPTER 9 THE ARTISTIC TIARA
THE CHAUMET TIARA DESIGN COLLECTION
EXHIBITION CHECKLIST
PHOTO CREDITS
ACKNOWLEDGMENTS
【目次】
エッセイ
栄光の頂点: ティアラの200年
ギャラリー
第1章 ナポレオンの時代
第2章 喪に服す
第3章 ロマン主義
第4章 宮廷の壮麗さ(1849-1900)
第5章 ロシアのスタイル
第6章 20世紀1(1900-1914)
第7章 20世紀2(1918-2000)
第8章 アメリカの女性たちとそのティアラ
第9章 芸術的なティアラ
ショーメのティアラデザインコレクション
展覧会チェックリスト
写真クレジット
謝辞
ティアラ作品写真フルカラー
モノクロ写真
グレース公妃とレーニエ大公
グラディス・ムーア・ヴァンダービルトほか
ロンドン美術館、ルーブル美術館、アルビオンアート、カルティエコレクション、ショーメコレクション、スミソニアン博物館、ヴァージニア美術館、ティファニー、個人蔵ほか