スズキB100 昭和40年式 CCI分離給油タイプ このまま乗れます スズキB120 118cc コレダ k125
軽量な90cc車体に、フォーク径の太い125ccのフロント足周り、大径ドラムブレーキ、そこに118ccという大きめのエンジンが載った当時の実用&スポーツバイク
意外に知られていない名車です
乗ればトルクフルなk90といった印象ですが、バンク角が深く見た目以上にスポーティな走りも可能です
後に長く主流となる新型発電システムがこのモデルから採用されたことにより、6ボルトにも関わらずヘッドライトが明るく夜間走行もラクです
2017年に入手し修復
その後、片道250km程度のロングツーリングをメインに3000キロ乗りました
現在6800kmです
ピストン、シリンダー、クランク、クラッチ、ミッション良い状態です
走行距離が少なく静かで若々しいフィーリングのエンジンです
キャブはノーマルセッティングです
先日、GW期間中の150kmツーリング時にはリッター35km超えの燃費でした
見た目は最初期型のモデルと変わりませんが、エンジンは後継モデルのB120用です
元々は最初期型の混合ガソリン仕様(スズキB100)ですが、
後期型(スズキB120)のCCI分離給油エンジンに丸ごと載せ替えてあります
右サイドカバーを撤去して新品オイルタンクを装着
クラシカルな見た目と実用的な中身を両立している車両になります
やっぱり最初期型がカッコいいんだけど、混合ガソリンは面倒でイヤだなぁ。。。
そんな方にも響くかもしれません
ちなみにフロントフェンダーはまず見かけない希少なタイプです
ビジバイに似たいわゆるカブトフェンダーであり、
通常のB100、B120に装着されているシルバー塗りの薄いスポーツフェンダーとは全く形状が異なります
当時のカタログにはタイプSPと呼ばれ記載があるのですが、現在ではネットでもほぼ見かけないタイプです
●新品パーツ
フロントホイール
スポーク
フォークシール
アクセルワイヤー
ブレーキワイヤー
前後ブレーキシュー
エアクリーナーエレメント
ピストン
ピストンリング
ハブダンパー
ブレーキリターンスプリング
バッテリーホルダー
コンデンサー等
今では廃盤となったパーツも数多く交換されています
タンクは花咲G処理
天板まで錆取りしています
社外新品燃料コック
キーは純正1本でメイン、ハンドルロックが使えます
キーボックス、ハンドルスイッチ左右はそれぞれ分解し、内部の接点をクリーニング、さらに接点グリスを塗りオーバーホールしております
リアは
スイングアームごとB120へ交換
(ハブダンパー付きに変更、諸元は変わらず)
タイヤはMETZELERです
まだ充分使えます
メインフレームは腐って折れたのでB120に変えています
B120の車台番号になります
ちなみに、車体右側のオイルタンク後部に番号の打刻があります
この時代はフレームネックに打刻されておりませんので
外装のキズ、サビ多数は当時そのままに残してあります
未再生原型車の雰囲気が出ていると思います
シート表皮は応急処置のみです
中身は当時の赤スポンジ
早めに張り替えてください
オイルポンプ本体から2ストオイルが少し垂れます
箇所は特定しましたが、基本は非分解推奨ですのでそのままにしてあります
たまにカバーを開けて拭いてもらえれば大丈夫なレベルで、動作にも問題はありません
ミクニ製なので、例えば大阪の山ノ内キャブレターなどでもOH出来ると思われます
(カワサキマッハのオイルポンプ修理で有名なお店です)
廃車証渡しになります
書類を先に送りナンバー持参、自走帰宅でも構いません
年式故に保証は出来ませんが、下道で東京まで350kmくらいなら問題無く走れます
今回、撮影の為に最後に乗りましたがやはり調子良いです
とても惜しいのですが仕方ありません
発送をご希望の方は、こちらでレッドライン、アイライン等を手配しても構いません
仙台市内のBASデポまでは無料で持ち込みします
バイク引き取り、輸送に関しましては落札者様と相談しながら柔軟に対応させていただきます
それではよろしくお願いいたします