ELAC製の初期型ステレオ カートリッジ STS-222の出品です。
MMカートリッジの原器とも言える Stereotwin XP/STS-200に始まり、
初期STSシリーズのモデルは 210,220,222,240,310,322,333 まで続きそれらのスタイラスには互換性があります。
しかしながらELAC純正スタイラスであってもダンパーの劣化/硬化さらにはマグネットの減磁等の問題があり、
未使用であっても本来の音で再生することはほぼ不可能です。
またこれらのカートリッジは本体モデルナンバーの違いよりもスタイラスによる音質の影響力が非常に大きく、
再生音のクオリティーは使用するスタイラスによってほぼ支配されます。
したがいまして互換性があるからとシュアーのN3Dスタイラス等を流用しますと、
一応音は出ますが本来のELACの音とは全く別物になってしまいます。
本オークションのカートリッジに付属する針は当方で選別及び調整しました新品の針で、
0.7Milのダイアモンドチップになります。
最近では全く入手できなくなった貴重なスタイラスで音質も申し分ありません。
通常の使用に伴う自然なチップの摩耗以外1年間の修理調整保証を致します。
外観ではキズやスレ等も僅かで全体として状態が良く特に目立つ難点はありません。
画像のとおりアルミ削り出しのヘッドシェルに取り付けてありますのでユニバーサルアームですぐに使用することが出来ます。
シェル自体は汎用品ですがシェルリード線はELACの音質を最大限引き出せるよう、
当方で試行を重ねて製作した品物です。
シェルに取り付けた状態での重量は22.5gです。
実際にレコードを再生して動作音質ともに良好なことを確認しております。
カートリッジの推奨針圧は2.5~4.5gです。
他にもカートリッジを多数出品中ですのでご興味がありましたらご覧下さい。