独Melodia ムラウ゛ィンスキー モスクワ音楽院LIVE 伝説の超絶「ルスランとリュドミラ」 独盤の鮮烈な音に驚愕 真の音で全曲が感動の超演に!
独MELODIA /Eurodisc 80588XAK Stereo 1LP。
モーツァルト:「フィガロの結婚」序曲
ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」前奏曲
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
リャードフ:「ババ・ヤーガ」
ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
シベリウス:トゥオネラの白鳥
グラズノフ:バレエ音楽「ライモンダ」より第3幕間奏曲
エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィル
(録音:1965年2月、モスクワ音楽院大ホール演奏会における演奏会ライブ)
ものすごいレコードです。
人間が弾いているとは思えない驚愕の「ルスランとリュドミラ」で世界中の音楽ファンの度肝を抜いたムラヴィンスキーとレニングラード・フィルによるモスクワ音楽院大ホール演奏会のライブ盤です。
私は昔このLPの国内盤が発売された時にすぐ買って聴いたのですが、まず驚いたのはその音の悪さでした。もごもごしたオーケストラ音と風呂場のような残響音にあきれて「鉄のカーテンのあちら側ではこのようなお粗末な録音しかできないのか。」とあきらめて、とにかく驚愕の「ルスラン」だけを繰り返し聴いたものです。
ところが真実は全く違っていたのです!
当時メロディアの西側における最良のパートナーであったアリオラ/オイロディスクではここに出品するような音の盤が発売されていたのです。
昔の日本盤の音が頭に残っている人なら、その鮮明、鮮烈な音に度肝を抜かれてひっくり返りそうになります。
全てが驚きの連続ですが、たとえばB面1曲目の「牧神」など、最初のフルートが出たとたん「えっ!新録音?」と思わず驚きます。音楽が進むにつれてこの驚きはもっと大きくなります。弦楽器、木管楽器のみずみずしい音!そして大音量の曲においても音の歪がまったくないために決してうるさくならない金管楽器。そしてモスクワ音楽院の響きはもはや風呂場ではありません。「知らなかった!こんな音がしていたとは!」これはショックであると同時に天からの贈り物かと思えてきます。
「ムラヴィンスキーの新録音が聴きたい」というようなあり得ない夢をお持ちの方はこのレコードを聴いてください。その夢がかないます。
伝説の「ルスランとリュドミラ」はあまりのすごさにあっけにとられて口をぽかんとあけているうちに演奏が嵐のように通り過ぎて終わってしまいます。2回目ではじめて音楽が冷静に聴けるという具合です。それほど凄いのです。本当です。
超演は「ルスランとリュドミラ」だけではありません。「牧神の午後への前奏曲」、「トゥオネラの白鳥」、「ホヴァンシチナ」、「ババ・ヤーガ」、「ライモンダ」等々、要するに全ての曲が同曲中最高のウルトラ名演です。かつてこれほどすばらしい演奏があったでしょうか。レコードの最終バンドに入っているグラズノフのバレエ音楽「ライモンダ」第3幕間奏曲など決して普段耳にする曲ではありませんが、この演奏を聴くと胸がいっぱいになって「こんな良い曲があったんだ。」と感激します。
この超名演、レニングラード・フィルがムラヴィンスキーの至芸に応えようと全身全霊で演奏しているからが生まれたのです。その精神力がひしひしと伝わってくる演奏は聴く者を必ず感動させます。
本品は極美品です。
レコードはレーベル上のスピンドル跡もなく、盤面には使用した形跡が皆無のピカピカつるつるの新品同様極美盤です。
不要とは思いつつどうしてももう一度聴きたくなり、結局全面を聴いてしまいましたが、そこではB面バンド1の中ほどで小さなジリジリ音(盤にあるものです)が聴こえただけで、それ以外ノイズ完全皆無で、独ソノプレスの高品質プレスによる盤からはSN抜群でひたすら素晴らしい音が出てきます。この優秀コンディションがなければこの感激は味わえないでしょう。
ジャケットも新品のようなピカピカの極美品です。
これは小品を寄せ集めて安易に作ったオムニバス盤ではありません。1965年2月の一夜にモスクワ音楽院大ホールで行われた演奏会そのままで、いずれの曲においても同曲の史上最高名演が生まれた瞬間の記録です。オイロディスク盤の高音質で聴くととても1965年のソ連録音とは思えません。当日の歴史的名演奏がモスクワ音楽院大ホールのすばらしい響きの中で臨場感いっぱいにあふれ出てきます。
収録された小品曲すべてが同曲最高峰演奏などというレコードがかつてあったでしょうか。これがそのレコードです。昔の日本盤の音でがっかりした方は絶対にお聴きください。目から鱗がぼろぼろ落ちることを保証します。私の超々々推薦盤です。
重量:233g (これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。)
安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。
音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。
当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットにありがちなカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。
盤(外見を含む)の状態に関しては、検聴を行った盤に関して気が付いた点だけを書くようにしていますが、ノイズの出方や再生状態などは再生装置によって違い、その感じ方はきわめて主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しや見逃しもあるかもしれません。コンディションの説明はあくまで「大体の目安」とお考えください。(レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。)
いかにきれいな品であっても中古LPは中古LPで、50-70年前の古い品も多くあります。
レコードにはノイズがあるのは普通とお考えいただき、ノークレーム、返品なしという前提をご了承いただいた上での入札をお願いいたします。
なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノLPをステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。
未開封新品においては中身のチェックができない未開封品であるがゆえのリスク(製造上の瑕疵、ソリ、カビ、ボックスセット内のクッション用スポンジの経年分解による粉汚れなど)もあることをご承知おきください。(交換や返品はできません。)
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LPの場合、ほとんどが80サイズでの発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の厚さまで同一料金で送れます。(それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。)複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。なお、後からの落札品で「まとめて取引」にできなかったアイテムを後から同梱にすることはシステム上できなくなりましたので、その場合は各取引ごとに送料をお支払いください。