
【説明書・付図】117系近郊形直流電車説明書
資料区分: 複製品(原本ではありません。ご注意ください)
発行年月: 1979年7月
発行箇所: 車両設計事務所発行
原本サイズ: B4横
ページ数: 288頁
製本サイズ: A4横
製本方法: 無製本
掲載形式:
モハ117
モハ116
クハ117
クハ116
説明書と付図が分かれておらず合わさったものが説明書となっています。
======
【はじめに】
国鉄の資料類を複製して頒布しています。
この取り組みを初めて10年以上経ちますが、きっかけは一部の雑誌執筆者のみが情報を知っている状態によって、執筆者の都合の悪い情報は世に出ないケースが多かった為、多くの方に「公式説明書などでどう説明されているか」を広めたかったためです。103系が山手線向けというような説明書を見ても何も書かれていないような事が広がったのも、公式説明書などを見てチェックできる体制が整っていなかったからと言えましょう。
誰かが抱え込むと世に出ないような希少な情報を多くの人で共有できる方が鉄道趣味界にとって有益と考えています。
また、付図は模型を作る人からするととても重宝するものだと思います。原本だと数万もするものでも、複製なら数千円で済みますし、そのような用途であれば複製で十分であろうと言うことで多くの方に利用していただいています。
ただ、これらを資料としてではなく飾るための「コレクション」として集めている方にとっては複製は何の意味もありません。コレクターの方には全く価値がないかもしれませんが、そうでない方にとっては、高い原本をゲットしたけど、内容が思ったものではなくてがっかりしたという事も防げます。また、原本は経年からボロボロになってページをめくるのも厳しく、本当に飾るだけになり資料としても使いにくいものもありますが、複製ならいったん綺麗な紙に印刷しなおすので状態が格段に改善できます。
昔から、多くの妨害を受けてきましたが、めげずにやってきましたし、今後もそうするつもりです。一気に商品を出す事ができませんが、よろしくお願いします。
======
【資料説明】
117系電車は153系の老朽置き換え用に設計された車両ですが、急行列車の特急格上げによる急行列車の縮小に歯止めがかからない状態であったため、国鉄としても急行形をどうすべきか検討していた様子がこの説明書からも見て取れます。
とりあえず関西の153系は新快速に使われている事から、新快速仕様が必要となりましたが、新幹線接続快速用としてキハ66/67を既に設計している事から、車内についてはほぼこれを踏襲する形となりました。下回りも113系と同様としましたが4M2Tだと十分高速走行も出来ることから100kWの153系の代替としては十分と判断されました。
153系の置き換えとしては、名古屋地区にも117系が、広島地区にはほぼ同じような仕様の115系3000番台が投入されましたが、湘南地区には特急として運転したいとのことで185系へと進化しました。
優等列車で使う以上はデッキは必須ですので、117系をそのまま使うわけには行かなかったようです。
この117系には、写真にもありますが、153系との併結運転を想定してジャンパ連結器を用意していました。これらもなかなかお目に掛かる事ができない資料ではないかと思います。
■■■■ 構成
1章 概要および主要要目
2章 車体関係および設備
3章 台車
4章 電気機器
5章 電気回路つなぎ
6章 空気ブレーキ装置
7章 ぎ装
====
注意事項
====
過去に現場等で使用していたものの複製ですので、原本に痛みなどがあるのはご容赦ください。
複製品ですので、原本で見にくい部分は複製でも見にくい状態となります。
未使用新品ですが、家内制手工業ですので、完璧品をお望みの方はご遠慮いただければと思います。
ノークレーム・ノーリターンでお願いします。
両面印刷ですが、A3の裏面やタイトルページの裏は白紙の場合があります。
複数落札時の同梱は可能です。その場合の送料は合計2冊までは送料は変わりませんが、3冊目から1冊増えるごとに送料を200円ずつプラスさせていただきますのでご了承願います。
なお、国鉄資料の複製については、国鉄および国鉄の後継団体に問い合わせしたところ問題無いとの回答を得ていますので2015年頃よりやヤフーショッピングの国鉄資料館でも複製販売を行っておりました。
過去にも違反商品としての報告を何度か受けておりますが、一度たりともヤフー側に削除されたことはありません。