御存知!初期最後の大傑作「Rubber Soul」 最新リマスター紙ジャケット仕様限定盤 国内盤未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは言わずと知れた不動の四名でございます。
ゲストにMal Evans(Hammond Organ、一曲)の参加がございます。
プロデュースは御馴染み故George Martin卿(一曲ピアノ、二曲ハーモニウム(ポンプ・オルガン)にて演奏参加)。
エンジニアはNorman Smithとなります(後にPink Floyd、Barcray James Harvest等手掛ける)。
当時The Beatlesは契約の関係上「年二作制作」という異様なスケジュールが組まれており、前作でサントラ盤「Help !」リリース二か月後に制作に入るという始末。
おまけに「ネタが無い」という事で、まっさらの状態でスタジオ入り。御多分に漏れず、突貫工事で制作という経緯がございます。
されど、(制作時間が限られるとは言えど)創作の好奇心は旺盛。
サントラ盤とは言えど、あれこれと弦楽隊、ホーン奏者云々と起用した事をヒントにバンド・オリジナル作制作でシタール等々を使用等が見られ、
また前作から始まったGeorge Harrisonや今作ではRingo Starrの作曲参加が見られる事。
次作から(ライヴ活動停止を見越し)ライヴ再現を考慮しない作風を指向していく事に繋がる楽曲も存在。
故George Martin卿のピアノ演奏を予め録音。録音テイクのテープ速度を速め、チェンバロ的な音色で楽曲に嵌め込むという試行も行われており、非常に興味深いもの。
(注意深く聴くと本編演奏と若干のずれがございますが...........クリック・トラックも無いアナログ・テープレコーダー制作時の苦労が感じられるものでございますが..................)
中期サイケ/ポピュラー期幕開けとなる次作への橋渡しとなる音楽性も含む作品となります。
但し、根本はLennon/McCartneyのメロディアス/ポピュラー指向。
されどアイドル視される事に相当辟易している感が伺え、単なる高揚感伴うR&Rには留まらない作風が伺えるもの。
音楽性の質や洗練度が増しており、更には次作以降に明確となる英国・ロンドン・アンダーグラウンドでのアート/ロック実験に興味が惹かれていく事が感じられるもの。
分岐点という感が伺えるものでございます。
何を言っても秀悦な才能揃いの”The Beatles”。
悲惨な制作を諸共せず、完成度は非常に高いもの。今までのリリース作よりも完成度は高く、おまけに大セールスを記録致します。
されど活動の過剰さに辟易しており、次作後のツアーでライヴ活動停止を決意。
英国ロンドン・アンダーグラウンドでのアート/ロック実験に興味を抱き、界隈に出入りしつつアイドル視脱却を目指し、次作の制作を見越して創作を始める事となります.......................................
バンドは制作・創作の自由とコントロールを相当欲し始めており、The Beatlesが紆余曲折(笑)後に設立に乗りだすかの曰くの自主レーべル”Apple”へと繋がっていく感がございます......................................
この機会に是非。
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