ルイスレザー のタイトフィットサイクロンです。かなりレアな「ベジタブルタンニンカウハイド」を使用したモデルです。
べージュテープ、裏地はタータンチェックになります。
サイズ:32(肩幅39㎝、身幅41cm、袖丈64㎝、着丈63cm)
色:ブラック
素材:牛革100%。裏地:ウール製赤色タータンチェック+袖裏は袖ブラウンサテン。
着用する機会がないので出品します。ペットなし、喫煙はしていないので匂いもないと思います。
定番のエルボーパッチニットです。
ルイスレザーはカウやホース、シープ等のレザーでオーダーできるレザージャケットですが、いわゆる茶芯レザーでのオーダーはほぼありませんでした。
しかし、2020年から革の種類を「ベジタブルタンニンカウ」でオーダーすることで、茶芯レザーのルイスレザーが手に入るようになりました。
ベジタブルタンニンカウは、フルベジタブルタンニンで鞣された上質なイタリアンカウハイド、通称〝茶芯〟と呼ばれるブラックレザーの下の染料が浸透されていない箇所が経年変化で茶色が浮き出るレザーです。ルイスレザーズの長い歴史の中でも70年代のごく短い期間には茶芯が存在しています。Vintage市場では茶芯の多くにシープスキンの物が見られますが、上質な黒と艶のある革質、味わい深いエイジングが楽しめるCowHideとなっております。
また、通常、ルイスレザーをオーダーする際、革の種類をいくつかから選ぶことになりますが、現在のラインナップは下記のとおり。ホース、シープ以外は追加料金がかかります。
ホースハイド
シープスキン
カウハイド +20,000円
ラットランドシープスキン +10,000円
ベジタブルタンニンカウハイド +80,000円
ベジタブルタンニンカウハイドだけ、かなり高額な革であることがわかります。
私は個人の意見ですが、茶芯がキレイに出ているシープスキンはお目にかかったことがありません。相当レアだと思います。茶芯のルイスレザーを手に入れたい場合、「ベジタブルタンニンカウ」をオーダーする方が良いと思います。
また、ベジタブルタンニン鞣しとは、タンニン濃度を少しずつ上げながら鞣すために、作業工程数が多くなります。そのため、クロム鞣しに比べて価格が高価になりますが、風合いが良いことが特徴です。この点でも、通常のルイスとは異なります。
特にイタリアのベジタブルタンニン鞣しは、日本とは水質や土が違うので、より良い風合いになります。
さらに通常とは違うカスタムとして、人気のベージュテープを使用しており、より洗練されたデザインになっています。やはり、街着ではベージュテープが人気となっていると思います。2,000円のカスタム料金がかかっています。
さらに裏地はウール製赤色タータンチェック+袖ブラウンサテンです。ルイスレザーの伝統を感じられる、赤のタータンチェックの裏地はかなり良いです。こちらは15,000円カスタム料金がかかっています。
ちなみに、仮に今、正規店でオーダーすると35万円以上すると思います。
私自身は室内で試着したのみなので、状態はかなり良いと思いますが、天然革のアイテムで、こちらはいわゆる「トラ」も多い革ですので、あくまで画像をご参考にお願いします。
当方、かなりの革ジャンマニアで、高額のレザーを多数所有していますが、ここまで存在感のあるライダースはなかなかありません。
画像を見て頂くとわかると思いますが、いわゆる茶芯であることがはっきりわかるのも、レザーマニアの心がくすぐられる点ではないでしょうか。
こちらは、入手後、体系変化とライフスタイルの変化で、結局着用して外出することはなかったものなので、価値のわかる方にお譲りしたいと思っています。
まだ革はかなり固い状態です。着用して馴染ませてください。
現在、オーダーしてから手に入るまでかなり時間もかかると思いますので、サイズが合えばこの機会にぜひ。
※未成年者の方は入札前に法定代理人の許可を得るようにしてください。入札に参加した時点で許可を得たものとみなし売買契約を締結させていただきます。高額商品ですので、慎重に判断の上、NCNRでお願いします。