この最近完成させたパワーアンプです。
パワーアンプですが、オペアンプ(MUSES03)を使用したMC型カートリッジを直接つなげるイコライザ回路を内蔵させています。60dBの増幅度がありますので、ヘッドアンプや昇圧トランスは不要です。
トーンコントロールは付属しません。
イコライザを使用しない場合は、そのまま背面のメインインにプリアンプを接続しても結構ですし(この場合はボリュームは回路から切り離されます)、背面のRCA端子にCDなどのソースをつなげば、トーンコントロール無しでボリュームを操作して使用できます。
OPTは米国のポピュラーなMWC社のものを使用しています。出力段は6L6GCPP(3結)カソードバイアスになります。
バイアス調整は前面パネルのメーターを見ながら、下段にある4個のツマミで調整可能です。
まだエージングが済んでいません。この先イコライザも含めて2ヶ月程度はかかると思います。
アンプの仕様
出力:7W+7W(両チャンネル動作1KHz、歪率3.0%)
残留ノイズ:左0.3mV、右0.3mV 以下(NFB 12dB 選択時 2段切り替え)
使用真空管 :6L6GC・4本(GE社)、12AX7A(1本)、12AU7 (2本)
トランス類:OPT(米国MWC社製 )、PT(サンスイ)、チョークコイル(ラックス)
出力インピーダンス:8Ωのみ
外形寸法:パネル外形395(幅)×240(奥行)×190(高さ) (突起部を含む)
サイド板はアカシアの集成材を使用
重量約14.2KG
素人の手作業になります。一部のパーツは中古品をメンテナンスして使っています。真空管は保証外とさせてください。メーカー品と同じ外観品質を要求される方は入札をお控えいただきますようお願いいたします。
天板のボンネットはアルミ t1.0の材質で剛性はありません。火傷防止カバーと捉えて、上に重量物を置くことはお控えください。
故障した場合は、部品代、送料を負担いただければ、当方で修理対応いたします。 改造した場合はこの限りではありません。
申し訳ありませんが、評価の悪い方(落札後取消を繰り返しているかた)は当方から入札取り消しをすることがあります。 悪しからずご了承お願いいたします。
オペアンプのイコライザの件ですが、ここは数ある製品からMUSESのものを選びました。MUSESは開発者が音好きマニアのようで、カットアンドトライを進めながら音を決めている方針ではないかと思います。音の縁取りがはっきりしていて、情報量が多く、嫌な音がしません。こちらもエージングの効果が更に期待されます。