炭団(たどん)は木炭の粉末を丸めて乾燥した炭です。
特徴としては、火持ちがよく、柔らかい熱源の炭になります。
黒炭や備長炭と比べ、優しい温もりで体を芯から温めてくれます。
程よい暖かさで、灰の中に埋めて置くと長く火持ちする炭です。
長時間、弱火で煮炊きするのに使ったりもしますが、直火の調理をするにはあまり向いていません。
掘りごたつ、火鉢愛好家やご年配の方から根強い人気があり、長きに渡り愛用されている炭になります。
炭団の歴史
炭団(たどん)は江戸時代より使用されていた燃料です。
江戸時代、木炭は全国で生産され、江戸には備長炭をはじめ、大量に木炭が入ってきました。
しかしながら、庶民にとっては炭は貴重な品であり、日常的に使えたのは料亭や遊郭など裕福な者に限られてました。
一般生活の熱源として、木炭製造や運搬の際に出る木炭のカケラや粉を集め、つなぎの糊と混ぜて、練って手で丸く固めて成形したのが「炭団」のはじまりと言われております。
昭和30年代までは全国各地で生産、使用されていましたが、エネルギー革命により、固形燃料は一般家庭では使用されなくなり、姿を消しつつあります。
現在の主産地は島根県になります。
商品スペック
商品名:島根炭団(たどん)
素材/全成分:広葉樹木炭粉
サイズ:直径 65-75mm
商品重量/内容量:重量 10kg
数量 60個強
原産国:日本
注意事項:この商品はご購入代金に関わらず送料がかかりますので、予めご了承下さい。
20kg単位で1個口分の送料がかかります。
※20kgまで1個口、40kgまで2個口、60kgまで3個口、…