●商品説明●
オルガ・エムツォワさんのロシア版「美女と野獣」の民話マトリョーシカ「赤い花(The Scarlet Flower /Аленький цветочек)」です。
底にアーティストのサインがあります。
*サイズ…約17.5cm, 13.0cm, 9.5cm, 7.0cm, 4.5cm
*仕 様…ニス仕上げなし
*素 材…木製【ロシア製】
〜赤い花あらすじ〜
あるとき舵手ステパンは遠方に赴くことになり、3人の娘たちに土産物の希望を訊ねました。長女ゴルディーヤは黄金の冠、次女リュバーヴァは水晶の鏡、ナースチェンカは夢に見た赤い花が欲しいと言いました。
ステパンは船旅の途中に黄金の冠と水晶の鏡を手に入れましたが、赤い花は見つかりません。そんなとき船は嵐に巻き込まれ海に投げ出されたステパンは見知らぬ島に流れ着きました。美しいその島には立派な城があり、姿を見せぬ主人からもてなしを受けました。スタパンはその城の奥にあった赤い花を末娘ナースチェンカのために摘んでしまいます。すると雷とともに島の主人である怪物が姿を現しました。
「なんてことをしたのだ!私の愛する秘密の花を。私の人生でただひとつの慰めを。おまえの死をもって罪を償ってもらおう!」
怪物は娘を差し出せば無事に返してやるといいステパンに魔法の指輪を渡し解放しました。もし娘が拒否したならば指輪を夜明けに小指にはめステパンが島に戻るように命じました。
ステパンは仲間の船に拾われ家に帰り着きましたが、3人の娘には何も語らず、後のことは仲間に託し島に戻るつもりでした。しかし立ち聞きしたナースチェンカは、自分がねだった赤い花で父親を死なせるわけにはいかないと、自ら指輪をはめ島に行く決心をします。
島についたナースチェンカは赤い花を返し、罰を求めましたが、怪物は彼女をもてなします。
家のことが気になってきたナースチェンカに怪物は指輪を右の小指にはめれば家に帰れると教えます。怪物はナースチェンカをとても大切にしており、ナースチェンカもまた怪物を友だちのように思っていました。家に帰るとステパンは娘の無事を喜び、姉たちは怪物からの贈り物を喜びます。しかしナースチェンカは日没(8時)までに帰ると言い、それに嫉妬した姉たちの妨害で約束の時刻を過ぎてしまいます。慌てて島に戻ったナースチェンカですが、怪物は嵐の中で死にかけていました。怪物への愛に気づいたナースチェンカが涙を落とすと赤い花が光り輝き怪物は人間の王子となりました。王子は悪い魔女の呪いで怪物に変えられていましたが、ナースチェンカの愛によって魔法が解けたのでした。
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