三輪休雪は、萩焼窯元・三輪当主が代々襲名している陶芸作家としての名称です。当代は十三代となります。
三輪家の歴史は古く、江戸時代から400年続く伝統的な窯元です。一時は衰退の一途を辿りましたが、そこから再度萩焼を盛り立てたのが十代、そして十一代休雪だと云われております。十代、十一代は人間国宝にも認定されています。十代の功績として「休雪白」と呼ばれる白萩釉を生み出したことがあります。休雪白は通常の白萩釉に比べ、焼き上がり時に降り積もる雪のようなふくよかな仕上がりを見せます。
十代 三輪休雪(休和)(明治28年(1895)~昭和56年(1981) 86才没)、1970年に人間国宝に認定。
山口県萩市にて、江戸時代初期から萩藩の御用窯として代々萩焼を継承していた三輪窯の次男として生まれる。本名は邦廣。
1956年、山口県指定無形文化財保持者に認定。1959年には萩焼陶芸会会長に就任。
萩焼の特色である白釉に関して独特の技法を編み出し、「休雪白」とよばれるようになった。
1967年に紫綬褒章受章。1970年4月25日、重要無形文化財「萩焼」保持者に 認定。陶芸の中では比較的歴史の新しい萩焼を、瀬戸焼や備前焼等に代表される古窯と同等レベルにまで引き上げることに貢献した。1972年に萩市名誉市民となり、翌1973年、勲四等旭日小綬章を受賞した。
本作は均整のとれた花入の外側には、白萩釉が清廉しとやかに被せられております。なめらかな雪のような色味が見事なお品物ですね。
白萩釉が碗の内側まであった場合、休雪の作品は人気の出やすい傾向にあります。
今回は人間国宝の十代の作品であったこと、状態が良く箱書きがはっきりあったことも考慮しまして、ぜひご入手ください。
サイズ:約14・11cm。
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