◎リチャード・マニュエル "WOODSTOCK, NEW YORK,1969" ----- デヴィッド・ガー(David Gahr)撮影による稀少(未公表)写真
◎35ミリのオリジナル・カラーポジ(リバーサル)・フィルムを使用した『デジタル銀塩プリント』/29.0x19.0cm(画像実寸・A4判相当)/28.4x36.8cm(木製額外寸)
☆☆☆ネット上で市販されている画像データやブロマイドなどの既存の印刷物から複製したものでは絶対ありません。
★★★撮影したカメラマンは米国の音楽業界におけるアーティスト写真撮影の先駆けであるデヴィッド・ガー(故人)。彼はノーマン・シーフ、ヘンリー・ディルツ、エリオット・ランディーらより一世代上で、特に60年代中期から70年代中期に、ポピュラー、ロック、カントリー、ジャズ、ブルースなどの音楽界全般に亘って後にビッグ・スターとなるミュージシャンを多く撮っており、ロックではビートルズ、ディラン、ザ・バンド、J.ジョプリン、ジミヘン、クラプトン、スプリングスティーン、パティー・スミスなど、彼らが大変若い頃の貴重な画像を残しています。本人は2008年に85歳で亡くなっており、遺された膨大な数のフィルムの管理は現在同じく写真家である彼の娘さん(Carla Gahr)が行なっているようです。
★★★ザ・バンドのウッドストック時代のど真ん中である1969年にはメンバー全員の集合写真はもとより、メンバー個々の肖像写真も多く残されていますが、この時期被写体として最も絵になっていたのはリチャード・マニュエルではないかと思います。もちろん、彼もまだ若く結構ハンサムだったせいでもありますが、周知のように初期の三作のアルバムではロビー・ロバートソンに勝るとも劣らない楽曲を提供するなど、その存在感にはキラリと光るものがありました。ザ・バンドが最も素晴らしかった時代は、実のところマニュエルが一番生き生きとしていた時代でもありましたが、この肖像写真を見ながらその後の運命を思う時、せめて生前にちゃんとしたソロ・アルバムを一枚でも出せていたらと切ない気持ちになります。
★★★本品はオリジナルの35ミリ・カラー・リバーサル・フィルム(トリミング無しのフル画像)をデータ化した後に、昔ながらのケミカル(薬剤)を使って最上質の印画紙にプリントしたデジタル銀塩写真です。光学式(アナログ)プリントで経験を積んだベテランのラボ・エンジニアが一枚一枚を丹念な作業で仕上げており、A4判大印画紙に目一杯のサイズで焼き付けフィルムの色彩を極めて忠実に再現しています。ネット上の画像ではクオリティーの高さを伝えられないのが残念ですが、現物を目にすればその美しさにきっと感激されると思います。
★★★額装した写真[1]は反射を避けるため表面の透明板(ガラスまたはPETシート)を取り外して撮影しています。
★★★発送方法は『ゆうパック(80サイズ)』で、送料は奈良県からの基本料金となります。
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