ヴィンテージ トールペイント洋書
デコラティブペインティング作品集 タイム・フォー・エレガンス Vol.2 下絵図案集 デザイン集 絵付けテクニック
Time for Elegance
著者 ゲイル・オーラム
By Gayle Oram
1994年
33 ページ
約28x22x0.5cm
カラー・モノクロ
洋書:英語
※絶版
※翻訳は参考程度にお読みください
アメリカを代表するペインター、ゲイル・オーラムによるヨーロピアンフラワーデザインの作品集・図案集・デザイン集。
ローズマリングの第一人者、ヨーロピアンフラワーの本や多数のパケットがある。
その繊細、華麗な筆運びに定評があり、アメリカ各地はもちろん、数カ国でセミナーを行っている。
1977年、アラスカに移り住んだ時にローズマリングに出会い、魅了され、研究を始める。
1980年SDPのMDA検定に合格し、その後、審査員を継続。
今までの出版本のうち、ローズマリング本の3冊は日本で出版(2冊は日本語訳有)されている。
カラー作品作例写真図版、描き方解説、使用絵具の説明、下絵図案が掲載されています。
海外人気作家、ゲイル・オーラムのクラシックでセンスあふれる作品の数々と、
その下絵図案、多数の花の、ステップ・バイ・ステップの描き方を惜しみなく公開したもので、
今となっては大変貴重な資料本・教本です。
【序文より】
この数年間、パケット以外の形で技術やプロジェクトを皆様にお伝えすることはありませんでした。家具や時計に描いた花柄のリクエストにお応えして、この本でご紹介することにしました。作品は、フリーハンドで描かれたもので、デザインは型から抜いたものです。自由な発想で楽しめる技法です。
私が王族に愛された美術品に興味を持ったのは、1962年に初めてヨーロッパを旅行したときのことです。
ルーブル美術館で、家具や壁、天井に描かれた18~19世紀の花模様の優雅さに驚きました。ベルサイユ宮殿をはじめ、ヨーロッパ各地や北欧の美術館で。そんな思い出が心に残っていたのですが、数年前、ジョソーニア・ヤンセンの描くフランスの花々に再び興味を持つようになりました。ここ数年、私はこのインスピレーションをもとに、明るい背景を使って絵を描くことを研究しています。私の透明感のある花々やローズマリングと同じ要素が、私の絵に現れているのがわかると思います。
18世紀後半から19世紀初頭にかけて、ヨーロッパとスカンジナビアの家具に絵が描かれたものが流行したことは、建築、家具の歴史を研究することでわかっていることです。
芸術的で才能豊かな家具職人たちは、王侯貴族のために美しい家具をデザインし、製作し、装飾を施しました。花や果物の花輪が美しく繊細に描かれ、東洋の影響も見られるなど、古典的な影響が見られます。
ヨーロッパの職人たち ロシアやスカンジナビアでは、装飾的なペイントを施した家具や当時の便利な品々を独自に開発しました。これらの民芸品のルーツをたどると、中世やルネサンス時代に行き着きます。このように、ヨーロッパ各地では、さまざまなアイデアやスタイルが混ざり合い、それがアメリカにも伝わっていったのです。
【内容】
一般情報
アクリル絵の具換算表
ベーシックパレット
フリーハンドの花の描き方
描き方
コーナーキャビネット
ホープチェスト
ミニチュアクロック
ルイ14世時計
プリンセスクロック
チルトトップテーブル
コーナーキャビネット
ミラー
タンブールクロック
キャビネットドアパネル
general information
acrylic conversion chart
basic palette
freehand froral techniques
method of painting
corner cabinet
hope chest
miniature clocks
Louis IV clock
princess clock
tilt top table
corner cabinet
mirror
tambour clock
cabinet door panel
★状態★
1994年のとても古い本です。
外観は通常保管によるスレ、裏表紙側に手芸店値札の貼付跡がある程度、
カラー作品写真図版良好、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)