50ページのリーフレットが付属する紀伊國屋書店から販売された、国内正規盤です。(レンタル版ではありません)状態は、比較的きれいな方だと思います。自宅保管の品であることをご承知の上、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。梱包は基本的に、エコの観点の元、リユース素材のものを使用させていただきます。出張等で、連絡できても「発送ができない」日がございます。「自己紹介」にて発送できない日を記載しておりますので、お急ぎの方は、ご入札の前に必ずご確認くださいませ。以上、あらかじめご了承いただき、どうぞ宜しくお願い申し上げます。+++++++++++++++++商品についての追加説明(他サイトより)無神論的革命思想=“悪霊"に囚われた人々が織りなす破壊と暴力、その先に待ち構える予期し得ぬ悲劇……。
長大かつ複雑なドストエフスキーの小説世界を、大胆に解釈し直した問題作
元来ワイダは人間の心理や感情をめぐるドストエフスキーの洞察力に惹かれており、『悪霊』を含むこの作家の作品を翻案した舞台をそれまでに数回演出していた。映画『悪霊』では、イザベル・ユペール、ランベール・ウィルソン、ジャン=フィリップ・エコフェ、フィリピーヌ・ルロワ=ボーリューといったフランスの若手俳優のほか、国際的ベテラン俳優オマー・シャリフ、『大理石の男』(76)以来ワイダ映画に何度か起用されたポーランド人俳優イエジー・ラジヴィウォヴィッチといった多彩なキャストが顔を揃えることで、複数の登場人物が各々の思想をぶつけ合うドストエフスキー作品に相応しい、個性と個性の激しい衝突が視覚的に表現されている。さらに、雨・霧・薄暗く闇に覆われた屋内外を背景にした場面の数々、手持ちカメラ撮影を多用した画作り、恐怖や絶望といった負の感情を惹起する不気味な音楽といった映画ならではの表現を活用することで、19世紀のロシアのほとんど偏執的な時代の雰囲気や革命の暴力的性質を見事に描き出すことに成功している。
ワイダ×カミュ×ドストエフスキー ポーランドの巨匠、アンジェイ・ワイダがドストエフスキーを映画化! 1873年に出版されたドストエフスキーの同名説をフランスの戯曲家アルベール・カミュが戯曲化し、1970年頃にワイダが舞台で演出を掛けた。そして、ソ連崩壊直前の87年、ワイダのによって映画化が実現した。『地下水道』『灰とダイヤモンド』のアンジェイ・ワイダのフィルモグラフィの中でも異の作。脚本は『ブリキの太鼓』『存在の耐えられない軽さ』のジャン=クロード・カリエール。オマー・シャリフ、ランベール・ウィルソン、イザベル・ユペールら豪華キャストが顔をそろえる。
【内容】
1870年、ロシアの地方都市。この街に暮らす教授のステパンの教え子たちは、裕福な家の息子スタヴローギンと教授の息子ピョートルを中心に、政治結社を組織し、革命を画策する。しかし、メンバーの一員だったシャートフが組織から抜けようとしていることを知った彼らは、やがて恐ろしい計画を実行する。やがて彼等の存在が平和だった街を混乱の渦に巻き込んでいく・・・。