体系的リラクゼーション・プログラム【弛緩練習法】
人間の脳には、考えたことを実現させるための高度な目的達成機能が備わっています。その機能を有効に活用するには、言葉が重要な鍵となります。
これからの人生が充実した実りある人生になるのか、そうでなくなるか、その分かれ目はすべて言葉にあります。
大切なのは、意識的に、自分が挑戦してみいたい思考の言葉を習慣として使っていくことです。そうすれば、少しずつその道が開けてきます。
心の態度が積極的になると心の力が不可能を可能にします。
「体系的リラクゼーション・プログラム」は MindStudy が開発・考案したメンタルトレーニング商品です。
<弛緩練習>・<性格改善>・<目標達成>の3つの特長を持った、レッスン1~レッスン4のトレーニングから成り立っています。
レッスンごとの訓練時間が10分程度となっているため、バイオフィードバック機器とのトレーニングプログラムとして、弛緩練習CDとしてご利用できます。
フィードバック練習の言葉による方法について
われわれの体には、いろいろな自動的に働く調節機構があります。たとえば、心臓、呼吸などがそうです。
そこで私たちは、言葉を使う方法でこの調整のメカニズムを助け、強化しているわけです。
私たちは、人とその人自身の自動的な調節のメカニズムをうまく強調させようと考えているわけです。精神の集中によって、生理学的機能を直接変化させようとするものです。
重要なのは、意志によって強要するのではなく、リラックスしている間の想像によってそれを行うことです。
つまり緊張しないでのん気に構えること、これは「創造的な受身の姿勢」とでもいえましょう。
これこそが私たちの目指している態度です。方法は簡単で、言葉を用いておこるがままに身体を想像して感じることです。
言葉を始める前に、影響を与えたい身体の部分を、はっきりと想像することがよいとわかっています。
自分の体の一部を想像することから始めます。生理学的変化を起こすための一連の心理学的変化をおこさせるには、これが一番、重要なようです。
この変化は、基本的には、精神生理学的原理によりおこります。
この原理とは、「生理学的状態におこるすべての変化には、意識にされるにせよ、無意識にとどまるにせよ、心理的情緒的変化が相応しておきているということで、逆にいうと、心理的情緒的変化は、生理学的変化を伴っている」ということなのです。
この原理こそ、意志によって心身の自己調整を可能にするものです。あなたにとって最もよいと思われる方法でそれぞれの言葉に注意を集中してください。声を出して繰り返しください。
そうでなければ、紙に書いているように想像してください。あるいは、誰かが言っているのを聞いているように想像してください。
この練習の間ずっと言葉が絶えず流れているようにしてください。
この練習の目的は、精神の働きを訓練して、一つの言葉に対する短時間の受身の集中により、即座に望ましい生理学的変化をおこそうというものです。
リラクゼーション・プログラムは、レッスン1からレッスン4までの4段階のトレーニングとなっています。8週間のトレーニングで達成できます。
このリラクゼーション・プログラムをマスターすると、<思考公式>を心の中でくり返すだけで、条件反射的に体がリラックスし、緊張や不安を解消して、自分自身をセルフ・コントロールする事ができるようになります。
リラクゼーションとセルフ・コントロールがマスターできますので、「弛緩練習」 ・ 「性格改善」 ・ 「目標達成」 などに最適です!
体系的リラクゼーションは、4段階、Lesson 1~4あります。
Lesson 1・6~7分間のせりふを14回、Lesson 2・4~6分間のせりふを14回、Lesson 3・2~3分間のせりふを14回、Lesson 4・1~2分間のせりふを14回、合計56回使用しなければなりません。
このひとりぜりふを日に1度用いるならば4つの段階は各2週間ずつ、合計8週間かかることになります。
1日に1回のプログラムを忠実に実行するとして、まずやらなければならないことは、いつどこでやるかのプランを立てることです。
一番よい時間は、1日の活動が始まる前、朝、最初にやることです。思考公式はあなたの目標を明確にし、あなたの「目標設定」を行い、目標の達成への、導いてくれる言葉です。
イマジネーション(想像力)は意志よりも強く、イマジネーションの活用が私たちの未来を開くカギです。「思考公式」であなたの未来へのカギを開けてください。
自分の可能性を広げるために、これからの人生が充実した実りあるものになるか、そうでなくなるか、その分かれ目はすべて自分の言葉にあるということです。
そのために大切なことは、意識的に自分が挑戦してみたい分野の言葉を習慣として使っていくことです。そうすれば、少しずつ道が開けてきます。
自分がこれからやってみたいと思うことや、なりたい自分の像を頭の中に常に思い描いていると、人間の脳はそれを読み取って形にしようとします。
人間の脳というものは、頭の中に考えたことを実現可能にしていく力がありますから、自分の理想像を思い描くことによって、その通りの自分になることが出来るのです。
新しいあなたの自身の生活をスタートしてください。
人は話を聞いただけでは、ただ単にわかったという段階であり、身についておりません。
身体の中に習慣として、あるいはプログラムとし張りめぐらしていくには1月や2月、継続してやってみる必要があります。これが継続の段階です。
そうしているうちに、必ず自分の中で大きな変化が起きてきます。やればできるのではないかということが、感じられるようになるのです。これが変化の段階です。
その大きな変化を自分でつかんだときに生まれてくるのが自信であり、自信に裏づけされた結果が見えてくると、確信にとなってきます。
このような段階を経て初めて、無意識がひとつの習慣パターンになるわけです。これは生活や仕事、どんなことでも共通していえることです。
そしてパターン化された習慣がいくつも重なって、その人の姿を創っていくのです。継続、変化、自信、確信へと移っていくことで、新しい習慣を創り、自分の可能性を広げ、新しい自分の姿を創り出していきます。
思考公式の入力内容は、自信に関する入力・精力に関する入力・「いますぐやる」態度をもっと多く身につけるための入力・「いますぐやる」出力を身につけさせる入力・勤勉の出力を増加するための入力
・すぐ立ち直る力と粘り強さの二つを増加するための入力・自己鍛錬の入力・積極果敢さの高い出力を維持するための入力・共感を増大するための入力・注意集中という習慣の入力・時間厳守の入力
・自己依存が強くなる入力・パーソナリティを外向的にする入力・創造的なアイディアの入力・想起する能力を高める入力・熱意の入力です。
<商品内容>
●体系的リラクゼーション・プログラムの解説CD1枚
●体系的リラクゼーション・プログラムCD4枚(Lesson1~Lesson4)
収録時間 解説(7:13秒)、Lesson1(9:41秒)、Lesson2(9:46秒)、Lesson3(9:40秒)、Lesson4(12:30秒)
●テキスト1冊(A4版、16ページ)
※CDの音声は女性の声です。