御存知!Vivian Campbell制作初参加 新生Def Leppard リメイク楽曲作傑作6th「Retro Active」フランス盤二枚組限定盤 未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは新生Def Leppard。
Joe Elliott(Vo、P、Rhythm G)、Rick Savage(B、Key、Rhythm G/”Ring of Fire”、B-vo)、Phil Collins(G、B-vo、ex-Girl)、
Vivian Campbell(G、B-vo、ex-Sweet Savage、Dio、Whitesnake、Riverdogs)、Rick Allen(Ds、B-vo)となります。
また、故Steve Clark(G、B-vo)の録音テイクが残されている楽曲がございます。
ゲストに、何と!Ian Hunter(P、ex-Mott the Hoople、Hunter/Ronson)、Robert”Mutt”Lange(B-vo)、Michael Kamen(ストリングス・アレンジ)、Pete Woodroffe(P)、
かの”Hothouse”の三名、P J Smith(B-vo)が各一曲参加。
プロデュースはバンド自身とPete Woodroffe。
1993年3月ドイツ・ミュンヘン”Olympiahalle””Rainbow Studios”、1993年6月アイルランド・ダブリン”Bow Lane Studios ””Joe's Garage”(Joe Elliottの自宅スタジオ)、
オランダ”Wisseloord Studios”(ミキシング)での制作となります。
前作”Adrenalize”が高評価を受け、前々作”Hysteria”程では無いにせよ、大ヒットを記録。
また制作末期から故Steve Clarkの後任選考を行い、名手Vivian Campbellを加入させる事となります。
そしてツアーを開始。
演奏・アンサンブルに違和感はなく見事なもので、名手Vivian Campbell加入の新生Def Leppardは好評を得る事となります。
ファンから新生Def Leppardの新作が要望される事となり、何らかの作品制作を検討始める事となります............
名手Vivian Campbell加入の新生Def Leppard発足は一つの区切り。
バンド側は故Steve Clark在籍時のシングルB面等々の「優秀ではあるが陽が当たらない楽曲」に注目する事となります。
そして、前作”Adrenalize”との関連を保ちながらそれらの楽曲を中心に新生Def Leppardによる楽曲再制作を企画。
ツアー中よりアイデアを募り発展させ、ツアー末期から制作に乗り出す事ととなります...........................
さて今作。
前作同様かの”Hysteria”が楽曲や音造りを凝り過ぎた、アイデアを詰め込み過ぎた事でライヴ再現が大変になった事を反省した感がございます。
そもそもメカニカル感のある音楽性のDef Leppardではございます。
(過去楽曲再制作とは言えど)前作の音楽性の有り方を継承しているもののロック・バンドとしての鋭さや躍動感、シンプルさ、空間の使い方、ライヴ感・リアル感を重視した感がございます。
故Steve Clark在籍時の纏めではあるものの嘗ての鋭さを持つ音楽性が強く感じられる事が非常に興味深いものではございます。
また時代背景があり、時代は反八十年代。オルタナ/グランジ全盛期という時代でございます。
八十年代を代表する看板作品”Hysteria”への音造り含めた当時の音楽シーンの反発が有り、それを考慮した感が窺える音造り。
また音楽性変貌の切っ掛けとなった名手Rick Allenのドラム音が電子音から嘗ての音に戻されている事がミソでございます。
故Steve Clarkを失ったものの、ハイテク系ではありながらもリズム感に優れDef Leppard特有のメカニカルで細やかな演奏に対応可能な演奏力を持つ名手Vivian Campbell加入。
またポピュラー指向で共作も可能という事が有り、違和感なく収まっている事がミソでございます。
(但し、ハイテク感が窺える面がございますが.........................)
(かの大傑作”Pyromania”の音楽性を求める往年のファンがおられますが、初期Def Leppardのハードさを担ったのはかのPete Willis。
”Pyromania”制作後期に失態で解雇となりPhil Collin起用となりますが、後者はソロパートを創作・録音したのみというもの。
”Hysteria”ではPhil Collinは最初から創作に関わり、様々な困難や音楽的突破を経て完成というもの。
そして”Adrenalize”は故Steve Clarkを失い4人編成で、故Steve Clarkの残した音楽要素を活かしつつ制作。
これらの経緯を鑑みるとPhil Collinの齎したものが何か、見えてくる感がございます..........................)
企画ものとは言えど高評価を受ける事となり、意外なチャートアクション/セールスを記録する事となります..................
されど、時代は反八十年代音楽性にオルタナ/グランジ全盛という時代。八十年代を代表したバンドに非難の矛先が向く中、音楽性の修正を余儀なくされる事となります....................
そして新生Def Leppard面々のルーツにあるグラム・ロック。
かの”Brit Pop”の台頭の中、新作に向け創作を開始する事となります.............................
そして、問題作と言われた大ヒット作(笑)”Slang”の登場.....................(”Brit Pop”を好むファンには高評価ではございましたが........................)
さて、ボーナスCD楽曲。
ライヴ4曲にデモ・ヴァージョン1曲。
”Elected”はかのAlice Cooperのリメイクで前作”Adrenalize”からのシングル”Heaven is”に収められたもの。
ライヴ録音で1987年オランダ・ティルブルグでのライヴとなりますが、故Steve Clark在籍時ラインナップによるもの。
”Let's Get Rocked””Pour Some Sugar on Me””Photograph”。
1992年5月29日ドイツ・ボン公演からの抜粋となります。ツアー初期で肩慣らしの感が有り、会場が小型がミソでございます。
かの名手Vivian Campbell加入後初登場となる1992年年4月20日英国ロンドン”Wenbley Arena”での”Freddy Mercury Tribute Concert”でのQueenのリメイク楽曲”Now I'm Here”。
前作楽曲”Tonight”のデモ・ヴァージョンとなります。
この機会に是非。