栗原忠二(くりはら ちゅうじ、1886年10月21日生まれ、1936年没)は、日本の洋画家であり、特にイギリスの風景画家ウィリアム・ターナーへの傾倒で知られています。
生涯と経歴:
生誕と教育: 静岡県三島市の久保町(現・中央町)に生まれました。
韮山中学校(現・静岡県立韮山高等学校)を卒業後、中央大学に進学しましたが、芸術への情熱から東京美術学校(現・東京藝術大学)に再入学しました。
ターナーへの傾倒: 在学中からウィリアム・ターナーの作品に深く影響を受け、「栗原ターナー」と呼ばれるほどでした。
1909年には、ターナー風の作品『月島の月』を第12回白馬会展に出品し、注目を集めました。
渡英と活動: 1912年にイギリスへ渡り、ロンドンでフランク・ブラングィンに師事しました。
1919年には英国王立美術家協会の準会員に推挙され、ロンドンで個展を開催するなど、欧州での活動を展開しました。
帰国後の活動: 1924年に帰国し、白日会の結成に参加しました。
その後も再渡英や帝展への出品、築地洋画研究所の設立など、多岐にわたる活動を行い、後進の育成にも尽力しました。
作品と評価:
栗原の作品は、ターナーの影響を受けた独特の色彩と筆致が特徴で、静岡県立美術館や東京国立近代美術館などに所蔵されています。
代表作には『セントポール』や『リッチモンド・ブリッジ』などがあります。
晩年と死去:
1936年、癌により50歳で逝去しました。
その生涯は短かったものの、日本とイギリスの美術界に多大な影響を与えました。
額寸法★約40×54
作品寸法★約28×38
・ガラス板が付属しています。
・額にスレがあります。
作品にヤケと、少し細かいシミがあります。
・掲載画像と実物では、若干の色味の違いが生じる事がありますが
ご了承くださいませ。
・画像をよくご覧になり、中古品である事をご理解頂いた上での
ご購入をお願いいたします。
・絵画等を購入された後、壁に掛ける場合は紐や金具の強度をよくご確認頂いた上でお掛け下さい。
また、定期的に強度が低下していないか確認する事をお勧め致します。
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