横浜・川崎計画地図―ビジネス発想の大ヒント集
横浜川崎都市政策研究会
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出版社: かんき出版 (2006/7/3)
ISBN-10: 4761263520
ISBN-13: 978-4761263522
発売日: 2006/7/3
商品パッケージの寸法: 20.8 x 15 x 2 cm
内容
陸・海・空が揃う大開発は横浜・川崎だけ!横浜・川崎は、日本の経済をリードしていく先端産業の集積地。産・官・学・民が、これほど集結する「場」はほかにない。鉄道・道路・拠点開発の大規模再整備で、どこで何が起きるのか。ビジネスチャンスは、これを知るところにある。「神奈川口構想」が現実となり京浜臨海部が大きく変わる。
抜粋
首都圏の都市機能は、東京中心部への「一極集中型」から、自立性の高い地域がバランスよく配置され、それらが連携・交流して首都圏全体を活性化する「分散ネットワーク型」へ変わろうとしています。
その首都圏をつくっている都市群のなかでも、横浜市と川崎市は都市ネットワークの最重要拠点として、「自立性の高い都市機能の形成」「隣接都市との連携強化」「広域都市機能を支える交通ネットワークの強化」などの役割を担っています。
横浜市は人口350万人の日本最大の政令市で、「2都心・5副都心・9地域拠点」を軸に「多心型の都市構造」を描いています。開港都市としては、横浜港を東アジアのハブポートに育てようとしています。
川崎市は東京と横浜の間に位置する130万人都市で、首都圏の放射方向の交通基盤が整備されています。押しも押されもしない百万都市は、南北に長い地勢から「広域調和・地域連携型の都市構造」の構築を目指しています。 首都圏の重要な拠点都市である両市の間に、首都高速道路横羽線から臨海部に向けて、4400haという広大な京浜臨海部が広がっています。川崎市域は2800ha、横浜市域は1600haです。
02年、環境・防災・国際化などの観点から、都市の再生に関する施策を強力に推進するための都市再生特別措置法が施行され、京浜臨海部は国の都市再生予定地域に指定されました。
これにより国は、神奈川県、横浜市、川崎市とともに京浜臨海部の再生に向けて遊休地を有効に活用するデザインをし、道路や鉄道など交通アクセス改善などのインフラ整備計画の具体化作業に入りました。陸・海・空にまたがる「都市基盤整備」と「産業活性化」を柱とした壮大な「京浜臨海部再編整備プロジェクト」が動き出したのです。
09年12月に予定されている羽田空港の再拡張・国際化では、発着回数が現在の年間29万6000回から40万7000回へと大幅に増加されることとなり、これにあわせて国際線も新たに開設され、国際線ターミナルビルが新設される予定です。
羽田空港の再拡張・国際化実現により国際物流・人流の活性化や新たな臨空産業の誕生が予測され、すでにいくつもの企業が羽田の国際化をにらんで、商業施設や物流施設などの事業検討に入っています。
大きな経済効果を生む羽田空港の再拡張・国際化。その羽田空港は空港対岸の神奈川口で京浜臨海部と結ばれます。京浜臨海部を中心に横浜・川崎両市の都市整備・都市経済は新たな飛翔の局面を迎えます。
そこに大小さまざまなビジネスチャンスが生まれ、経済、産業が活性化するとともに職・住の両面で好環境へと変貌するでしょう。桁違いに働きやすく住みやすくなる——その計画を知って、明日の姿を思い描いてみる価値は大きいと思われます。現に、京浜臨海部東神奈川周辺地区では、マンションの建設が活発になるなど、子供人口が増加に転じています。
a3.22.8.26