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■■『茶道誌』・・・■■ ●●『なごみ』・・・●● **”（２００９年１１月・通巻３５９号）”** ■■『特集』・・・■■ ―”露地における造形と役割”― ●●『茶庭の石』・・・●● **構成・文＝平井孝幸・（石正園代表） ** **撮影協力＝北村美術館 ** **”（約・３６頁） ”** ★侘びの庭・茶の湯露地において石は・「用の美」・を 表す自然の造形物である。 待庵をはじめとする・露地石の魅力を紹介しよう。 ■■『小特集』・・・■■ ●●『江戸の粋としゃれ』・・・●● ―”型染めと型紙”― **協力＝小宮康孝・小宮康正・（江戸小紋染） ・増井一平・（型彫り）** **文＝諸星正則・（東京国立博物館工芸課主任研究員）** **”（９頁）”** ■発行日＝平成２１年１１月１日。 ■発行所＝株式会社・淡交社。 ■サイズ＝１８×２５．５ｃｍ。 ■定価＝８４０円。 ■状態＝美品。 ●表紙に多少のキズ・ヤケが有ります。 ●本誌内に多少のヤケが見えますが ●大きなダメージは無く ●全体は良い状態に思います。 ◆◆注意・・・◆◆ ★発行日より・経年を経て下ります。 コンディションに係らず・古書で有る事を 充分に御理解の上・御入札下さい。 ★神経質な方は入札をご辞退下さい・・！！ ●全・１２８頁・・・！！ ―”特集”― ●●「茶庭の石」・・・●● **”（約・３６頁） ”** ●見所を知る・「手水鉢と燈籠」・・● ★露路において・かならず必要な手水鉢と・添景そして 据えられる燈籠。 鑑賞の味わいを深めるための基礎知識を紹介。 **”解説＝平井孝幸”** ―”四方仏手水鉢に方位あり”― ◆「東」・薬師。 ◆「西」・弥陀。 ◆「南」・釈迦。 ◆「北」・弥勒。 ★仏の手の形は右図以外のものも何種か見られる。 ―”意匠に見る燈籠の時代性”― ◆六角形置燈籠。 ◆八角形置燈籠。 ―”小特集”― ●●「江戸の粋としゃれ」・・・●● **”（９頁） ”** ●蒐集・資料などの参考に・・・！！ ●探されていた方は・この機会に・・・！！ ●以下・詳細をご覧ください・・・！！ ◆掲載案内は・抜粋し掲載して下ります。 ◆掲載内容は・Ｑ＆Ａより・問い合わせ下さい。 ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。 ●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と致します。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ―”露地における造形と役割”― ■■『茶庭の石』・・・■■ **”構成・文＝平井孝幸・（石正園代表） ”** **”撮影協力＝北村美術館 ”** **”（約・３６頁） ”** ★侘びの庭・茶の湯露地において石は・「用の美」・を 表す自然の造形物である。 待庵をはじめとする・露地石の魅力を紹介しよう。 ―”石・水・緑の妙”― ■■『蹲踞・手水鉢のたのしみ』・・・■■ **”（約・３６頁） ”** ●●「北村謹次郎の愛した石」・・・●● ●「寄付および玄関」・・・● ★寄付は普通・三和土の内に飛石を打つ場合が多い。 しかし・この北村邸では伊勢のゴロタ石を敷いたとこ ろに飛石が打たれているのが特徴だ。 手前の沓脱石には鴨川の真黒石を使い・玄関と寄付を 兼ねた空間を非常に柔らかい雰囲気に仕上げている。 以前は寄付が三和土で仕上げられていたという。 玄関から向かって外側には稲穂垣が眺められ・その手 前には・石の間隔が厳しく貼られた延段が見える。 ◆玉石敷きの玄関。 この内玄関は奥は・昭和３０年代に建築家・吉田 五十八の設計により・改築された。 ●「色紙が連なる美しさ」・・・● ★立礼席として設けられた洋間の前には・大阪・鴻池家 より伝来の石燈籠が据えられる。 鎌倉時代の・「嘉禎三年」・の銘を持つ。 灯籠の中では最古の年号を有するものだ。 この灯籠の特徴は・六角形の蓮台式中台・（２１頁参 照）・でその蓮弁は多くな単弁からなり・小花がその 間に見える。 ・（略・・・・・）。 ◆手前は・和室を基調にして考案された洋風応接間。 渡り廊下が一段低くなっており・椅子に腰掛けて 眺める露地として作られている。 ●「堂々たる意匠の水鉢」・・・● ●水鉢の意匠に見る大胆さ・渡り廊下の細部に見る繊細 さ。 ◆対向孔雀文水鉢。 もとは宝塔の礎石とされる。 ●「廊下のかずら石に見る・細部までのこだわり」・● ◆大徳寺の敷瓦廊下に案を得たという廊下。 ●「水音の通う舟の席前の袈裟形手水鉢」・・・● ◆松永耳庵が命名した・二畳半台目の茶室・珍散蓮 前の広縁。 流れや池をめぐる庭の風情は・ここに出て初めて 味わえる。 ●川船を想わせる・杉板で組まれた床。 薫風の一服を愉しもうとする好んだ空間。 ●「石桶の蓋を・屈脱石にした遊び心」・・・● ◆水辺の廊下から露地の水流を望む。 ●「日本一とし自負していた石造美術の白眉蹲踞」・● ★略・・・・・。 露地の右奥に立つ報恩寺型燈籠は・京都系の特色をよ く表す八角形の代表作で・上部から下部まで全て揃っ た完存品だ。 火袋は大面取風・笠の頂点には請花を低く彫り出し・ その上から宝珠を嵌め込んでいる。 中部から上部にかけて・大ぶりで重量感があり・存在 感のあるすばらしい石燈籠である。 ◆広間・看大の露地に据えられた重要文化財・八角 形石燈籠。 鎌倉時代中期・報恩寺伝来。 ●大文字の茶を愉しみながら・謹次郎が眺めた・広間の 石造り。 ●「伝来の四方仏手水鉢と八角形置燈籠」・・・● ◆四方仏手水鉢は西大寺東家伝来・鎌倉時代中期 頃の優品。 日本に二基しかない八角形置燈籠は大阪・藤田 家伝来。 ●「華美では無うて優美な」・延段・・・● ◆渡り廊下から母屋へと続く苔むし延段。 ●●「四君子苑に生きる石」・・・●● **”文＝平井孝幸”** ●●見所を知る―「手水鉢と燈籠」・・●● **”解説＝平井孝幸”** ★露地において・かならず必要な手水鉢と・添景として 据えられる燈籠。 鑑賞の味わいを深めるための基礎知識を紹介。 ―”四方仏手水鉢に方位あり”― **”仏の手の形は右図以外の物も何種類か見られる** ◆「東」・薬師。 ◆「西」・弥陀。 ◆「南」・釈迦。 ◆「北」・弥勒。 ―”意匠にみる燈籠の時代性”― ◆「六角形石燈籠」。 蓮弁の上にすぐ火袋が据えられたように構成さ れたのが蓮台式。 ◆「八角形石燈籠」。 蓮台式の燈籠が登場した後のもの。 蓮弁と火袋の間に立ち上がった段の部分が見ら れる。 ●●「日本の庭園文化における石のあゆみ」・・・●● **”文＝尼崎博正・（京都造形芸術大学教授） ”** ●庭作りになぜ石が尊ばれたか。 ◆１・法金剛院庭園・「青女の滝」。 遣水の周りには四季の草木が配される。 発掘され・復元整備された。 ●平安の庭は山石好みにはじまる。 ◆２・大徳寺大仙院方丈東側枯山水庭園。 北宗画の山水景観を具現化されたとされ・小 宇宙に多くの石組が配される。 ●画期的作庭法・枯山水様式。 ◆３・養源院庭園の枯滝石組。 小堀遠州の作庭と伝わる。 ●「市中の山居」・の誕生。 ◆４・『山上宗二記』・所載・「平三畳敷」。 図面中・三畳の下に・「坪ノ内」・の文字が 見える。 ●飛石好みによる露地の美意識。 ◆５・裏千家今日庵・又隠の露地の豆まき石。 一見無造作にみえる配石は千宗旦の創意と伝 えられる。 ◆６・藪内家燕庵・三つの小袖石。 利休の自宅にあったものを初代剣仲紹智が所 望し・小袖三つと交換したと伝える。 ●江戸期の庭園デザイン大革命。 ◆７・桂離宮松琴亭前より・天橋立に架かる切石橋 と手水鉢を望む。 ◆８・桂離宮苑内・田舎風の茶室・笑意軒前。 池の護岸に降りるための石が・直線上に二列 並ぶ。 手前は雪見灯籠。 ●露地が日本庭園に与えた影響。 ◆９・裏千家今日庵・寒雲亭露地。 矢跡の石が用いられている延段。 ◆10・躙口の役石。 ・（踏石・落石・乗石）。 ◆11・貴人口の役石。 ・（飛石・三番石・二番石・沓脱石）。 ◆12・蹲踞を構成する石。 ・（手水鉢・手燭石・湯桶石・前石）。 ●露地石ならではの・「用」・と・「景」。 ◆13・塵穴の覗石・（覗石）。 ●桂離宮にみる混沌の美意識。 ◆14・桂離宮・茶室の一つ・月波楼前に据えられ た鎌形手水鉢。 ●近代作庭家たちと石。 ◆15・無鄰庵庭園・（京都市左京区）。 １８９６年・山県有朋の命により・七代目 小川治兵衛が施工。 ◆16・１９７５に完成した重森三玲作庭の松尾大 社・平安の庭。 曲水をイメージして造られた。 ◆17・雑木の庭の先駆者・飯田十基の自庭。 ●●「露地にみる 石の用と美」・・・●● **”構成・文＝平井孝幸”** ●妙喜庵・「待庵」・（京都・大山崎）・・・● ―”由来”― ◆露地南側から躙口を望む。 ●西翁院・「澱看席」・（京都・黒谷）・・・● ―”由来”― ◆外露地の延段には小ぶりの粟石が配される 向かって右の坂下に腰掛待合がある。 ◆澱看席から内露地を望む。 庸軒遺愛の手水鉢の先には櫓の大木が立つ。 ◆澱看席の外観。 躙口前の沓脱石や他の役石は・高めの寸法で据え られている。 ●茶道会館・「心花の間」・（京都・裏千家）・・・● ―”由来”― ◆手前の広間から石庭を望む。 ◆心花の間から眺める石庭。 装飾を目立たせることなく・閑寂な佇まいをみせ る。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ■入力のミスはご容赦下さい。 ■他の出品も・是非御覧下さい。 ■商品詳細文の転用は堅くお断り致します。 ■■入札案内・・・■■ ●状態はすべて点検済ですが、 ●見落し等が無いとは言えません。 ●見解の相違も御座います。 ●御了承・御理解の上・入札下さい。 |
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