笹島喜平
1962年制作、No.46/限定50部、自筆サイン、印
真作保証
万が一、真作でない際には返品を受けつけます
作品サイズ
[画寸]高さ62×幅46cm
[額寸] 高さ74cm×幅56cm×奥行き3.0cm
拓刷木版という独自の技法による貴重な迫力のある大作になります
寺院のモダンなスペースでのディスプレイにいかがでしょう
余談ですが、最近は若い人たちにもゲームの世界において金剛夜叉明王は人気があります
笹島喜平作品には不動明王のモチーフが多いですが
金剛夜叉王は希少
東京国立近代美術館にも所蔵されている版画家の大作をご自宅にどうぞ
略歴
1906年-1993年
栃木県生まれ。青山師範(現東京学芸大卒)
師は平塚運一・棟方志功
棟方志功の最初の弟子であったが表現主義的雪舟の水墨画や鎌倉期の仏像彫刻にみられるような写実的で簡素質朴な力強い画風は日本人のある面での美意識と伝統を具現している
晩年は不動明王を主とする仏像、古都の風景、霊峯富士、女神像など日本的象徴を主題としていた
益子町生まれの木版画家・笹島喜平の作品は益子陶芸美術館の笹島喜平館で常設展示されています
また東京国立近代美術館には以下の別作品が収蔵されています
金剛夜叉王
作家名 笹島喜平
作家詳細
制作年 1962
収蔵方法 寄贈
素材・技法 木版(多色)
作品サイズ 60.6×45.5
詳しくは東京国立近代美術館の収蔵品リストをご覧ください
笹島喜平(ささじまきへい)
1906 栃木県生まれ
1927 東京青山師範学校卒
1935 平塚運一に木版画の手ほどき受ける
1940 国展に初入選
1941 文展に入選
1945 教職を退き版画に専念
1948 日本版画協会会員(のちに退会)
1949 国画会会員
1952 棟方志功らと日本板画院創立同人
1967 サンパウロ・ビエンナーレ展に出品
1972 ミラノ現代木版画展に出品
1989 町田市立国際版画美術館で「笹島喜平回顧展」開催
1992 奈良県立美術館で「笹島喜平版画展」開催
1993 栃木県益子町で死去(87才)
国画会会員、日本版画協会名誉会員の版画家笹島喜平は5月31日午前9時40分、呼吸不全のため栃木県芳賀郡益子町の西明寺普門院診療所で死去
享年87。
明治39(1906)年4月22日、栃木県芳賀郡に生まれる。
昭和2(1927)年4月、東京府立青山師範学校(現東京学芸大学)を卒業して教員生活に入る。
独学で洋画を学び同11年、郷里の陶芸家浜田庄司の紹介により棟方志功に師事な志向から次第に写実による一点一刻もおろそかにしない厳格で構成的な古典主義の方向に向かう
拓刷木版という独自の技法を創案して新分野を開拓しました
雪舟の水墨画や鎌倉期の仏像彫刻にみられるような写実的で簡素質朴な力強い画風は日本人のある面での美意識と伝統を具現しています
晩年は不動明王を主とする仏像、古都の風景、霊峯富士、女神像など日本的象徴を主題としています
益子町生まれの木版画家・笹島喜平の作品は益子陶芸美術館の笹島喜平館で常設展示されています
また東京国立近代美術館には以下の別作品が収蔵されています
金剛夜叉王
作家名 笹島喜平
作家詳細
制作年 1962
収蔵方法 寄贈
素材・技法 木版(多色)
作品サイズ 60.6×45.5
詳しくは東京国立近代美術館の収蔵品リストをご覧ください
棟方志功に師事。
平塚運一にも指導を受けた。
同15年第15回国画会展に「南豆の海」で初入選。
同16年第4回新文展に「山道」が入選し、これによって版画家となることを決意する。
同18年第18回国画会展で会友に推される。
同20年教職を退いて版画家として独立。
同23年第16回日本版画協会展に「新秋古刹」「戦災跡芋畑」を出品して同会会員となる。
同24年第23回国画会展に「油地獄板画冊」を出品し、同会会員に推挙される。
このころから三越劇場での歌舞伎版画に取り組み、その制作を通じて写楽を知った。
同25年日本版画協会を退会し、同27年棟方志功らと日本板画院を創立。
同29年より毎年、東京日本橋高島屋で個展を開催。
この間、同32年第1回東京国際版画ビエンナーレに「漁村」「山湖B」で入選。
以後第5回展まで招待出品。
同34年第33回国画会展に拓版画「風ある林」「森」を出品し、拓本を参考に、バレンを用いず版木に紙をあてて上から押す「拓刷り」技法を示して注目された。
同40年、畦地梅太郎らと新秋会を結成し同48年まで毎年出品。
同年笹島喜平版画展を益子町公民館で開催。
同41年スイス、ザイロン市での第4回国際版画展に出品する。
同42年第9回サンパウロ・ビエンナーレ展に「吉祥天A」「吉祥天B」「風神・雷神」などを出品。
同43年3月笹島喜平版画展を足利市民会館ギャラリーで開く。
同47年イタリア・ミラノ現代国際版画展に出品。
同49年9月、畦地梅太郎、北岡文雄らと朴林会を結成する。
同51年古稀を記念して『笹島喜平画文集』(美術出版社)を刊行。
同53年笹島喜平版画展を水戸市文化センターで開催する。
同57年喜寿記念笹島喜平展を東京日本橋高島屋で開催した。
同展出品作は栃木県立美術館に所蔵されている。
作品集に『笹島喜平版画作品集』(美術出版社 昭和39年)、画文集『一座』(美術出版社 昭和42年)。
『笹島喜平版画集』(講談社 昭和55年)。
『半画人・笹島喜平画文集』(美術出版社 昭和57年)等がある。
仏教関係の尊像、社寺を描くことが多く、白黒の明快な対比、版木の彫痕が紙に凹凸としてあらわれる力強い作風を特色とした
<所属>
国画会会員
<作品収蔵>
東京国立近代美術館
益子陶芸美術館・笹島喜平館
町田市立国際版画美術館
奈良県立美術館
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