特小無線の全47chを実装、交互通話中継と2者間同時通話にも対応
DJ-R20DやR100Dなどに搭載の「最初に着信音を鳴らしてから通話」する同時通話モードは搭載していません。本機と、別の同時通話機種を混用するときは強制モードでお使いください。他社製の同時通話機種とは混用できません。
ヘルメットへの取り付けは工具要らず、固定用クリップで挟むだけです。好みでお選びいただけるよう、2種類のクリップを同梱しました。ヘルメットの形状により、必要に応じて使うためのゴム製スペーサーも1個付属します。(回転式クリップは水平方向=耳と本体との距離は固定です。調整はできません。)
指向性ブームマイクは取り外して、別売のイヤホンマイクに付け替えできます。
内蔵リチウムイオン電池で交互通話約18時間、同時通話は連続で約4.5時間。市販のUSB端子付モバイルバッテリーを接続すれば、AC電源が無い場所でも充電や運用ができます。
本体内部に高性能アンテナを内蔵。頭部に装着することで人体の影響が少なく、コンパクトながら実用的な通信距離を確保。
ショックセンサーと温度センサーを内蔵、マンダウンや高温警告など屋外作業で役立つアラームも設定可能。
バックノイズ低減(コンパンダー)、VOX、各種ビープ音、出力切替、コールバック、イヤホン断線検知、テールノイズキャンセラー、取扱説明書PDFへのリンクQRコードなど、定番機能はもれなく採用。
ちょっと同時通話、が便利です!
同時通話が便利なのはクレーンの玉掛けのような現場だけではありません。たとえば工場。交互通話でテキパキ連絡、が基本ですが時にはお互い一緒に通話できたほうがいい事もありますよね。
そんなとき、「同時通話に設定して交互通話」されてはいかがですか?アルインコの2者間同時通話ではPTTを押すと送信、相手も送信状態になったら同時通話が始まります。
相手が送信していなければ交互通話のように話せるので、普段は「Aさん、こっちで手伝ってよ。」「Bさん了解、すぐ行くよ。」のように使い、「Aさん、同時通話にして…OK、これからバルブ回すからレベル見ててくれる?じゃ行くよ…もっと?…もうちょい?…ストップ了解、有難う、通話終わり!」のような交互通話ではしにくい連絡も設定を変えずにできます。
大きなPTTスイッチを一度押すと送信状態でロック、もう一度押すと待ち受けに戻るので操作に変わりはありません。
ユーザーグループ全員のうち任意の2名が通話でき、残りは二人の通話が聞けます。まさにトランシーバーと携帯電話、両方の良さを併せ持つ使い方です。
さらに「ちょっと同時通話」なら、例えば1分連続同時通話、1分通話なし、(10分通話・10分スタンバイ、1時間通話・1時間スタンバイでも同じことです)のような1:1程度のサイクルで使うと8時間、1分通話・2分スタンバイ、のように1:2のサイクルなら11時間も使えるので、連続送信しっぱなしの同時通話よりも大幅に通話時間が増やせます。