2023年産グラナディラ(樹高鉢底から21cm)の5号鉢苗です。
発送内容は写真の鉢苗・ネームカード1枚です、その他の写真は出品品種に関する参考写真です。
水受用のトレーは落札者様でご用意をお願い致します。
プランターは300円~500円台で販売のアイリス製木樽風5号鉢を採用しております。1年効果のある緩効性肥料入りですので、今年は水遣り以外のお手間はかかりません、発送時には鉢の表面に水苔を敷き詰めて発送致します。
ラテン名:グラナディラ
和名:アフリカ黒檀
英名:アフリカンブラックウッド
学名:Dalbergia melanoxylon(マメ科ツルサイカチ属)
生息域:アフリカ東部~西アフリカセネガル~南ア北部等アフリカ26カ国で生息が確認されています。
IUCNレッドリストでカテゴリーNT(準絶滅危惧種)として掲載
土壌:PH値5.8(酸性)
適温:20度以上
最低気温:Hardiness Zone10 (-1.1~-1.7℃)
熱帯のイメージはありますが、耐寒性はそこそこあります、最低気温が氷点下に達しない暖地では地植えも可能です。
落葉性、一般的には小さい樹木で4.5m~7.5m程ですが、まれに15mに達する樹木もあるそうです、宅地は地盤が固く、日本の気候では現地より小さくなると予想されますので、お庭へ植栽されても問題ない品種です。
山火事で樹皮が焼けてもしばらくして新芽が出てくる程の耐火性があります、黒檀の名称で取引されておりますが、紫檀・ローズウッド等と同じDalbergia属の木です(本来の黒檀はカキノキ科です)、黒檀の名がつく程、心材は黒色で耐久性があり、また水に沈む重厚な木材です。
木材は太古より珍重され、ツタンカーメンやエジプト王家の墓より工芸品が発見されております、フルート/オーボエ/クラリネット等木管楽器の最高級材のグラナディラとは、この木の事です、ギターのフィンガーボード、ピアノの黒鍵、仏壇、チェスの駒、ナイフや道具の柄にも使用されております。
日本国内でも経済産業省による仏壇産業の現状と今後のあり方に関する研究会の報告書によりますと、市場価値がAAAAのハカランダに次ぐAAAの評価を受けているDalbergia属の樹種は本紫檀・ココボロ・キングウッド・アフリカンブラックウッドの4品種だけです。
Dalbergia種はアジアでも薬としての効能が確認されており、アフリカでも根は駆虫薬と媚薬として用いられ、煎じ薬は、腹痛、下痢、淋病・梅毒治療や流産防止薬として使用されます。 木材の煙は、頭痛、風邪や気管支炎を治療するために吸入され、茎と根の樹皮は、バオバブやタマリンド果物との組み合わせで下痢を治療するための伝統医学で使用されています。 樹皮の煎じや樹皮粉末が傷をきれいにするために用いられ、 葉の煎じ汁は、関節で痛みを和らげるために使用されます。また、 葉の樹液は、口やのどで炎症を治療するために取られます。 樹皮抽出物は洗浄傷回復の他、抗菌および抗真菌活性の効果が確認されているそうです。越冬後の春先から更新される葉がローズウッドや本紫檀に似てきますので、見分けがかなり難しくなりますので、鉢へ植え替えの場合、ネームプレートをつけるか、鉢の種類で見分けられるようにしておいた方が良いです、ローズウッドとの違いは越冬させると幹が何本も枝わかれしますので見た目は良いです、増えた幹で取り木や吊り鉢にして楽しむ事も可能です。
Dalbergia属の木は誘引はできませんが、つる性植物の1種ですので、自立できないのにヒョロヒョロと伸びる性質がございますので、定期的に剪定をして自立ができるように整えて下さい、剪定をしましたら栄養が幹に周り自立した太い木になりやすいです、また、植物はてっぺんをカットして成長点を失ったら、今度は下から新しい成長点を作って芽を出しますので、剪定をした方が幹の多い見ごたえのある木になります。
※送料込み商品をヤフオクで複数ご落札後におまとめ発送のご依頼をされました場合、送料別商品でない限りシステム上、金額の欄を変更できませんので割引ができませんが、質問欄や当方のショップページのお問い合わせ欄よりセット販売のお問い合わせを頂けましたら、5号鉢苗2個で100サイズ、3個120サイズ、6個160サイズでの発送も可能(樹高によっては同梱が無理な場合もございます。)ですので、他の出品商品やご希望の品種などをご連絡頂けましたら、複数鉢を1梱包にした場合の総額をご連絡致しますので、ご判断いただけましたらヤフオクに専用出品致します。9枚目の写真は梱包の箱3種類の同梱発送の目安です、他にも箱がございますので複数をご検討されますお客様はいつでもお問い合わせください。
※幼苗は直射日光に10分曝されても枯れる可能性がございますので、半日陰に設置してあげて下さい。樹木がある程度大きくなりまして、葉が現在の3倍ほどの大きさになりましたら、厚みも出てまいりますので日光に耐えられるようになります。
水遣りは表面の土が湿っている限り3日に一度程度、あげる際にはたっぷりとあげて下さい。
冬は休眠中ですので表面の土が湿っている限り水遣りは1ヶ月以上あげなくとも問題ありません、植物は根が生きている限り復活できますが、寒い冬に毎日水やりで根を冷やすと枯れる可能性が高いです。
成長が非常に早いので、室内栽培中は幹に栄養を集中させて太るように剪定をしてあげて下さい、背が高いヒョロヒョロの苗よりも耐寒性が強くなります。
※生き物ですので完璧ではございませんが、ご理解の程、お願い申し上げます。
その他お問い合わせがございましたら、「MTプラント.com」で検索して頂けましたら当方のショップページがヒット致しますので、そちらの問い合わせ欄よりメールを頂けましたら返信いたします、ご要望がございましたらショップページやヤフオクに専用出品も致しますので、宜しければご連絡をお願い申し上げます。