2023年産南嶺黄檀(樹高鉢底から34cm)の5号鉢苗、双幹樹形の個体です。
非常に珍しい品種です、国内での入手が困難な耐寒性が強い希少な紫檀です。
発送内容は写真の鉢苗・ネームカード1枚です、その他の写真は出品品種に関する参考写真です。
耐寒性が強く成長が早い品種です。こちらは南嶺黄檀の越冬試験の様子です。
水受用のトレーは落札者様でご用意をお願い致します。プランターは300円~500円台で販売のアイリス製木樽風5号鉢を採用しております。1年効果のある緩効性肥料入りですので、今年は水遣り以外のお手間はかかりません、発送時には鉢の表面に水苔を敷き詰めて発送致します。
学名:Dalbergia balansae
和名:ヤワラバシタン
漢名:南嶺黄檀
英名:サウスチャイナローズウッド/ナンリンローズウッド
IUCNレッドリストカテゴリーVUに指定される絶滅危急種 Hardiness Zoneは表記されておりませんが、中国の大学のレポートで-5.5℃を観測した山林で生息している植物のリストの中に本種が記載されておりました。
11月下旬~12月上旬に落葉しましたので休眠は早めですが、ハウス内の場合、新芽の更新は2月と早めに根が活動を始めた品種です。
種子の形状や種子の大きさはイーストインディアンローズウッド(学名Dalbergia latifolia)に似ており、同じ系統と思われますが樹高はインドローズのような30m以上の高木にはならず、暖かいインドのアソムで7~10m、雲南省での平均的な樹高は4~5m(稀に15mの大きな個体もあるようです)とあまり大きくならならず、日本の気候でしたらさほど大きくならないと思われますので、お庭への植えつけに向いている紫檀です。(成木には耐寒性はありますが、幼苗は耐寒性があまりありませんので、数年室内栽培で大きくしてから地植えをしてください。)
中国に10種ほど生息するDalbergia属の中で、海南黄花梨の次に良質な紫檀材が得られる樹種と記載されておりました。
また中国の生息域から直線で数百kmはなれたインド北東部のアソム州に生息するアソムパリサンドル(Dalbergia assamica)と同種といわれております。
10年程前より種子の販売業者さんを特定はしておりましたが、中国の法律で輸出業者としての免許がないので輸出できないとの回答で、数年ライセンス取得の有無を問い合わせておりました、同時に日本の代行業者さんに中国国内での買い物代行をお願いしましたが、種子は関わりたくないと全て断られました。
2017年に中国の代行業者さんに依頼をしまして、ようやく南嶺黄檀の種子を輸入する事ができました、昨年10月に植物防疫法が一部改正されましたので、今後はこの方法での南嶺黄檀の輸入もできなくなりました、現在発芽率30%程の種子を2万粒程冷凍保存しておりますので10年程は出品できると思いますが、いずれ出品できなくなる可能性がある品種です。
こちらの品種の精油も存在はしますが、アロマテラピーでのローズウッドオイルとはクスノキ科の異なる品種ですので、アロマテラピーがご趣味の方は混同なさらないようにお気をつけ下さい。
Dalbergia属の木は誘引はできませんが、つる性植物の1種ですので、自立できないのにヒョロヒョロと伸びる性質がございますので、定期的に剪定をして自立ができるように整えて下さい、剪定をしましたら栄養が幹に周り自立した太い木になりやすいです、また、植物はてっぺんをカットして成長点を失ったら、今度は下から新しい成長点を作って芽を出しますので、剪定をした方が幹の多い見ごたえのある木になります。
※送料込み商品をヤフオクで複数ご落札後におまとめ発送のご依頼をされました場合、送料別商品でない限りシステム上、金額の欄を変更できませんので割引ができませんが、質問欄や当方のショップページのお問い合わせ欄よりセット販売のお問い合わせを頂けましたら、5号鉢苗2個で100サイズ、3個120サイズ、6個160サイズでの発送も可能(樹高によっては同梱が無理な場合もございます。)ですので、他の出品商品やご希望の品種などをご連絡頂けましたら、複数鉢を1梱包にした場合の総額をご連絡致しますので、ご判断いただけましたらヤフオクに専用出品致します。10枚目の写真は梱包の箱3種類の同梱発送の目安です、他にも箱がございますので複数をご検討されますお客様はいつでもお問い合わせください。
※幼苗は直射日光に10分曝されても枯れる可能性がございますので、半日陰に設置してあげて下さい。樹木がある程度大きくなりまして、葉が現在の3倍ほどの大きさになりましたら、厚みも出てまいりますので日光に耐えられるようになります。
水遣りは表面の土が湿っている限り3日に一度程度、あげる際にはたっぷりとあげて下さい。
冬は休眠中ですので表面の土が湿っている限り水遣りは1ヶ月以上あげなくとも問題ありません、植物は根が生きている限り復活できますが、寒い冬に毎日水やりで根を冷やすと枯れる可能性が高いです。
成長が非常に早いので、室内栽培中は幹に栄養を集中させて太るように剪定をしてあげて下さい、背が高いヒョロヒョロの苗よりも耐寒性が強くなります。
※生き物ですので完璧ではございませんが、ご理解の程、お願い申し上げます。
その他お問い合わせがございましたら、「MTプラント」で検索して頂けましたら当方のショップページがヒット致しますので、そちらの問い合わせ欄よりメールを頂けましたら返信いたします、ご要望がございましたらショップページやヤフオクに専用出品も致しますので、宜しければご連絡をお願い申し上げます。