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Stella McCartney
ステラ・マッカートニー
旅行用 ボストンバッグ
トラベル
ショルダーバッグ 肩掛け
キーホルダー付き
サイズ 約23×44×15.5cm size
ストラップ 約79cm
経年劣化あり。写真にて状態をご確認ください。
1971年生まれ、イギリス出身のファッションデザイナーであるステラ・マッカートニーによって創設されたブランド。
厳格なベジタリアンで、ファーやレザーを一切使用せず環境に配慮するエシカル・ファッションでも知られている。
ブランドの信念は「責任を持ち、誠実であり、現代的な会社である」ということ。テーラリング技術とフェミニンなラインが融合したデザインは、デザイナーである彼女のアイデンティティとなる“真の強い現代女性”を表現する。
デビューコレクションでも高い評価を受けたシャープなテーラードスタイル、そしてナチュラルでありながらセクシーであり、自信にあふれる女性らしさはステラマッカートニーのシグネチャースタイルとなっている。
コレクションはレディースだけではなく、アクセサリーやランジェリー、アイウェア、そしてフレグランスと多岐にわたる。
近年にはブランド初となるメンズウェアも発表し、さらにコレクションの幅を広げた。また2004年には有名スポーツブランドであるアディダス(ADIDAS)とパートナーシップを結び、スポーツ業界にも参入。
2012年に行われた夏季オリンピックでは、パラリンピックを含む全競技のウェアをデザインした。第一線で活躍しているファッションデザイナーが両オリンピックを担当するのは五輪の歴史上初めてのこと。他にもコレクションの展開だけではなく、有名アーティストのツアー衣装や映画、バレエの衣装など様々な分野でも活躍している。
父は元ビートルズのポール・マッカートニー、母はフォトグラファーのリンダ・マッカートニー。
ステラ・マッカートニーは、13歳のときファッションに興味を持つようになり、服作りを始める。
3年後、「クリスチャン・ラクロワ(CHRISTIAN LACROIX)」のもとでインターンシップをする。
その後サヴィル・ロウのエドワード セクストンのもとでジャケット、パンツスーツなどテーラードの勉強をした。
1995年、セントラル・セント・マーチンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインの卒業コレクション発表の舞台の場では、彼女の友人であるケイト・モスやナオミ・キャンベルらがランウェイに登場した。このコレクションは、ジョセフ、バーグドルフ・グッドマンなど複数のストアに卸された。
1997年、カール・ラガーフェルドの後任として、わずか2つのコレクション後である弱冠25歳の若さでフランスのクチュールブランドである「クロエ(CHLO)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。当時、現「セリーヌ(CLINE)」のフィービー・ファイロがアシスタントを務めていた。
2001年にクロエでのポジションから退くとともに、グッチグループ(現在のPPR)傘下で自身のブランドを立ち上げ、同年10月にパリで2002年春・夏コレクションにおいてデビューを果たす。
2003年にはパルファム(香水)を発表。第1作目はバラの香りをベースとしたパルファム「Stella」。
2016年にも新作「POP」を発表。フローラルにサンダルウッドが組み合わされたコンスタントの効いた香りを実現し、新世代の女性に送る自由な精神を象徴している。マドンナの娘でもあるパフォーミングアーティスト、ローデス・レオンの他、ミュージシャンや活動家などの4人の女性をキャンペーンに起用したことでも話題となった。
2007年、オーガニックのスキンケアライン「CARE」を発表。2008年からは現代女性のニーズを反映した新しいコレクション「ステラ マッカートニー ランジェリー」がスタート。乳がん意識向上キャンペーンが行われる毎年10月には、スイートピンクのランジェリーセットがリリースされる。過去には、ケイト・モス、カーラ・デルヴィーニュがサポートを務めた。
2010年、「Stella McCartney Kidsコレクション」がデビュー。新生児から14才までの男子、女子を対象としている。またこの年、ブランドのアイコンバッグでありチェーンディテールのトリミングがポイントとなっている「ファラベラバッグ」を発表。ベストセラーアイテムとなった。2013年からはアイウェアコレクションがスタート。
2016年は「ステラ マッカートニー ランジェリー」から初となるスイムウェアコレクションが発表された。スイムウェアについては機能性、フィット感にも妥協のないフェミニンなデザインとなっている。2017年春夏シーズンからは、メンズラインもスタートした。
2005年にはアディダス(ADIDAS)と長期パートナーシップを提携し、洗練された女性のためのスポーツウェアライン「アディダス・バイ・ステラ・マッカートニー」を発表。
2012年のロンドンオリンピック、2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、英国代表チームのクリエイティブ・ディレクターとしてアディダスより指名を受け、オリンピック、パラリンピック両方の全競技用ウェアをデザインした。この年ロンドン五輪を記念し、ロンドンファッションウィーク中に、一回限りのイブニングウェア・カプセルコレクションを発表している。現在は、ランニング、サイクリング、テニス、スイミング、ウィンタースポーツなどから、ジム、ヨガまで多様な種目に対応。
2016年に新コレクションを発表した際、ステラは「スポーツウェアに求められる技術を全て詰め込んだ」とし、「環境にも配慮している」とコメントした。
さらにこの年の11月、H&Mとのコラボコレクションを発表。瞬く間に売り切れとなるほど大成功を収める。
2004年、マドンナのツアー衣装のデザインを手がけ、映画『スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー』ではグウィネス・パルトロウとジュード・ロウの衣装を担当する。さらに、ティム・バートン監督の映画『アリス・イン・ワンダーランド』の公開を祝し、ディズニーとのコラボレーションによって限定エディションのコスチュームジュエリーを発表した。2011年にはニューヨーク・シティ・バレエ団の「オーシャンズ・キングダム」の衣装を制作している。
現在はイギリス、アメリカ、フランス、中国などをはじめとする48の直営店を運営。日本においても神奈川・横浜、愛知・名古屋などで直営店が運営されている。専門店やデパートを含めた863の業者に卸販売され、オンラインショッピングでは100カ国に商品が配送されている。
アパレルのコレクションから、香水、スポーツと様々な事業にも参入しているステラマッカートニーだが、世界的にも初めてであり唯一のベジタリアン・ラグジュアリーのブランドである。創業者でありデザイナーのステラ自身、オーガニックな農場で育った厳格な菜食主義者でもある。そのためブランドの商品からコラボレーションで生まれた商品、ライセンス商品にわたるすべてに対しレザー、スキン、毛皮などは一切使用していない。ニットウェアで使用されるヴァージンカシミア、2013年以降にはアンゴラの使用も中止。バッグやシューズなどで使用されるハチを含めた動物由来の糊も使用せず、フレグランスの製作過程における動物実験も行っていない。
スタイルには妥協せず、植物由来であるコーティング素材を使用、加えて常に持続が可能となる製品・製法も追求している。ジュエリーなどに使われている木材にしても、持続が可能であると認証された原材料のみというこだわりがある。2017年の春コレクションで使用されたビスコースも、森林管理協議会FSCによって認証され、持続可能に管理されているスウェーデンの森林から厳選・調達されたもの。また環境保全に繋がるリサイクル資源も意欲的に活用。ヴァージンカシミアについては、イタリアにおいて生産時に出る繊維廃棄物を再生した再生カシミア糸を代用。ヴァージンカシミアと比べて環境にかかる負荷を92パーセント軽減している。2012年以降にはステラマッカートニーから発表されているハンドバッグのファブリックも、すべてリサイクル済みの飲料水ボトルを利用して作られている。これまで20億本以上となるペットボトルが、埋め立てられるのではなくファブリックへのリサイクルという形で利用された。2014年春コレクションの際には、資源の浪費がゼロという「ローウェイスト」アイテムも提案。ベジタリアン・ラグジュアリーとしてのこだわりとともに、Ethical Trading Initiativeにも加盟し労働状況の改善にも意欲を示している。例えばデニムの製造過程のひとつであるサンドブラスティングという技術も、人体に影響を与えることから使われず別の方法がとられている。またケニアにおけるバッグの製造など、貧しい国の人々とともに有益な関係を築くプロジェクトなどにも参加している。
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