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超難関高校生たちに伝授する世界基準の勉強法、知識の使い途、そして人生哲学。誰も教えなかった〈エリート帝王学〉講義を完全収録!
本当の教養とは何か。あるべきリーダー像とは――。
偏差値上位0.1%の若者に必要な、新時代の教養と高貴なる務めとは? 教養講座特別編。
日本中の秀才を集める有名難関高校の生徒から、ある日著者に呼びかけが届いた。偏差値上位0.1%の日常を生きる彼らは、大学で何を学ぶべきなのか。暗記偏重型の旧来型の指導者モデルが、各所で機能不全を起こすいま、未来のエリートに必要な歴史観や情報収集力をどう養えばよいのか。
自ら長期にわたり企画を温め開講を提案した、次代を担うエリートに必要な教養と人間力を授ける特別講座。
【目次】
まえがき
真のエリートになるために 2013年4月1日
日本のエリートは後進国型/私はどんな高校生だったか/受験失敗、そして神学の世界へ「/受験勉強は役に立たない」はウソ/受験勉強はなぜ重要か/恐ろしくレベルが低い日本の大学院/アメリカとヨーロッパ、その教養の差/鳩山元首相の「マルコフ連鎖」/決断の専門家が見えなかったこと/民主制の起源/後進国だからできたドイツの知的革命/官僚や新聞記者を目指す人へ/対照的な二人の政治家/リエゾンの流儀/官僚は聞かないことも能のうち/政治家の引力/間違いだらけの外交教科書/権威に惑わされるな/なぜ信頼し、順応してしまうのか「/パンをよこせ」に至る歴史/民主主義政治はフランス革命をなぞる/ナポレオン政策で潜水艦を売る/反知性主義に「上から目線」で対抗する/ニヒリズムとは/女性問題は文学に学べ/人の気持ちになって考えること/自分の思考の鋳型を知ろう/受験を人生の目標にしない〈/永遠の椅子取りゲーム〉にハマるな/国家の崩壊を目の当たりにして
戦争はいつ起きるのか 2014年4月5日
エリートとしての問題意識/大英帝国の歴史教科書/日本の負うべき責任/基本は徹底暗記。ロシアの教育/海外で分かる日本教育の弱点/情報は事実・認識・評価/外務省が私を処分しなかった理由/オシントには経験が欠かせない/一般社会と政界は原理が違う「/俺の言うとおりにやれ! 」/論理力をつけよう「/理系の時代」の真実/教養を身に着けるには/インテリジェンスの二大派閥/日本版NSCの目的は?/インテリジェンス人材は大学院を狙え/サイバー最強国・北朝鮮/第一次世界大戦のインパクトとアメリカ/近代の矛盾が凝縮するウクライナ/遠距離ナショナリズム/世界のトレンドは戦争へ向かう/戦争は阻止できるのか/国家が牙を剥くとき/国家と通貨の説明不能な関係/情報の真理は細部に宿る/危機を前にした僕らは
僕たちはナショナリズムから逃れられない 2015年4月1日
ナショナリズムはどこからやって来る?/やしきたかじんの民族意識/右翼と左翼/二級エリートとナショナリズム/他者の視点を獲得しよう/知識がなければ始まらない「/東大首席弁護士」の問題点/英露のトップエリート教育法「/陶片追放」が息づくロシアの選挙/教養の伝達は人から人へ/教養人、吉野文六/ベルリンの鹿児島弁/教養は重大局面でモノを言う「/イスラム国」のゲームのルール/中東全域が核保有する日/イランとイラクを指せますか?/ロシアがシリアに肩入れするわけ/アメリカン・エリートは一人五〇〇〇万円/アメリカの大学を勧める理由「/語学は複数習得」が国際基準/危うきに近付き、踏み込まない/競争が好きな自分を認めよう/軌道修正も想定する/良心と愛国心が衝突したら「/話者の誠実性」を見極めよ/海外の大学に進む人へ
あとがき
本書に登場した書籍一覧+α
[対談]いつか、この国を支える君たちへ:加藤陽子/佐藤優
佐藤優
1960(昭和35)年生れ。1985年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英大使館、在露大使館などを経て、1995(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月に背任容疑、同7月に偽計業務妨害容疑で逮捕。2005年2月執行猶予付き有罪判決を受けた。同年、自らの逮捕の経緯と国策捜査の裏側を綴った『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。以後、文筆家として精力的に執筆を続けている。主な著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮―ノンフィクション賞受賞)、『獄中記』『私のマルクス』『交渉術』『読書の技法』『神学の技法』『紳士協定―私のイギリス物語』『先生と私』『いま生きる「資本論」』『世界史の極意』『君たちが知っておくべきこと』『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞受賞)、『高畠素之の亡霊』など多数。共著も多い。
内容(「BOOK」データベースより)
日本中の秀才を集める有名難関高校の生徒から、ある日著者に呼びかけが届いた。偏差値上位0.1%の日常を生きる彼らは、大学で何を学ぶべきなのか。暗記偏重型の旧来型の指導者モデルが、各所で機能不全を起こすいま、未来のエリートに必要な歴史観や情報収集力をどう養えばよいのか。自ら長期にわたり企画を温め開講を提案した、次代を担うエリートに必要な教養と人間力を授ける特別講座。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤/優
1960(昭和35)年生れ。’85年、同志社大学大学院神学研究科修了の後、外務省入省。在英日本国大使館、ロシア連邦日本国大使館などを経て、’95(平成7)年から外務本省国際情報局分析第一課に勤務。2002年5月、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕。’05年2月執行猶予付き有罪判決を受け’13年執行猶予期間を満了。’05年『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』で毎日出版文化賞特別賞を受賞した。主な著書に『自壊する帝国』(新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞)などがある