【アイテム説明】
イギリスのアンティークショップから入手したガラスビーズ編みのパースで、
18世紀半ばに「小銭入れ」として使用されていたものです。
2点とも、1840年から1860年頃のヴィクトリアン中期のもので、
お店のタグにも記載してあります。(外していますが同封します)
下部分は赤い背景にペイズリー風のデザイン、
上はピンクの薔薇と、勿忘草?のように見えます。
(参考)
【パースの下の模様がペイズリー風であると言うのは完全に私見ですが、
(単なるC型の模様かもしれないけど・・)
19世紀半ば頃に植民地インドから大英帝国にもたらされる高級品、
「カシミアのショール」の中でも、
古代ペルシャやインドに由来する「生命の樹に涙の雫を組み合わせた」デザインは
異国情緒があり、特に人気で、
スコットランドの都市ペイズリーでも、同様の柄のショールが大量に生産されたそうです。
(ペイズリー柄の由来)
そういった事情も反映されているのかなと思いました。】
本体に使用されているビーズより、やや大き目のクリアなビーズで、
全体が縁取られています。
ビーズは、特に欠損もなく、穴も開いていません。
裂け易い両サイドもしっかり縫い合わされ、
穴やビーズの欠損もありません。
ビーズ編み本体はフレームの形に合わせて緩やかにギャザーが寄せられるようにして
留められていますが、シワを押し広げて奥を確認しても、
裂け、破れ、穴、ビーズの落ちはありません。
時代を考えると大変貴重な、素晴らしい状態です。
フレームはオルモルと呼ばれる合金(代用金)で、
凹凸が付けて有り、細かく彫金してあり大変美しいフレームです。
表に小さなリングが付いているのは、チェーンを通してシャトレーンに付ける為と
思います。突起を押すと開きます。開閉は完璧です。
中の裏地のシルクは、もう破れています。
この時代の薄いシルクの裏地は破れているか、
もしくは後年に付け替えられています。
裏地がレザーのものは残っていますが、レザー張りは、大きなパースに多いです。
状態の良いガラスビーズのパースも、
見つけにくくなって来ました。
ひんやりしたビーズの感触、ボコボコと凹凸のある、
美しいデザインのフレーム。
画像より実物は魅力的でコレクションにお勧めです。
ぜひこの機会にご覧下さい・・(^^♪
【サイズ(約)】
フレームの横幅:7.2cm
本体の幅:7cm
縦:10.2cm (プッシュボタン含まず)
お手数ですが、ブログのその他の画像は、「必ず」ご覧ください。
ブログの詳細画像も商品説明の重要な一部となります。
気になる箇所が御座いましたら、
必ず事前にご質問をお願いします。
【こちらの私のブログに、その他の画像が掲載してある事があります。
ぜひ全てご覧ください。
】
【返品の可否】
返品は不可です。
【お取引について】
「2日以内」にご連絡下さい。
また「3日以内」にはご入金をお願いします。
ご事情がある場合は、
なるだけ善処致しますので、取引ナビよりご連絡下さい。
☆無連絡でいずれかを過ぎますと、落札者様都合による
キャンセルといたします。
【お願い】
遠方に、老いた母が独りで暮らしております。
急用で、突然留守にする事があるかもしれません。
その時は、自己紹介欄に帰宅予定日を
書いておきますので、
ご入札前に、必ず御覧になっておいてください。
東京に戻りましたら、
すぐに対応致します。
(入札がない時は、出品を取り消してから
出かけます。)
他にも、
バラエティに富んだアンティークを
色々と出品させて頂いています。
是非ご覧下さい。