22.2×14.3㎝
全34丁
【題箋】『神道百首和歌鈔 下 兼邦作』
【内題】『兼邦百首哥抄下』
【内容】元々「百首」とあるので、項目【語句】に因む歌とその解説などがされているようなのだが、25丁辺りからは項目の説明に終始している感じがする。
例えば25丁裏「山王」として大宮・二宮・聖真?子・十禅師・八王子・客神・三宮を簡単な注釈を施して列挙。【画像7参照】
ここには挙げなかったが、
31丁裏 三関→勢多・すゝか・不破
32丁表 大日本國 大日の本國と云心也 以下、日本国の異名を列挙。【画像8参照】
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【本編】
大歳神 1丁表
豊玉姫
姫の哥に 1丁裏
玉依姫 2丁表
しながら?への神 2丁裏
瀧祭神 3丁表
舩神
道祖神 猿田彦天岩戸の舞五人也 云々 4丁表
天見通神 5丁表
羽明玉(はあかるだま) 小翅鳥也神也 5丁裏
この花さくや姫 大山祇の娘也 6丁表
神楽の事 十種のとり物
榊 6丁裏
幣 みてぐら 10丁裏
つゑ
篠(ささ) 11丁表
弓 11丁裏
剣 12丁表
鋒 12丁裏
杓(ひさご) 13丁表
葛
やひらで 14丁裏
庭火 15丁表
木綿四手
階香取 15丁裏
こもまくら 神楽の名也 16丁表
しづや 神楽の名也 16丁裏
さゞ波 神楽の名也 17丁表
あげまき 神楽の名也 17丁裏
きりぎりす 神楽の名也 18丁表
あかほし明星 神楽の名也
ひるめ 神楽の名也 18丁裏
その駒 神楽の名也
あさくら 神楽の名也 19丁表
弓立 神楽の名也
千歳 神楽の名也
これまで神楽の哥也 19丁裏
神善龍王 善女龍の事也王
かなとび(金鵄(きんし)金色のとび)の神 21丁表
龍神 22丁表
正哉吾勝■速日天忍穂耳尊 23丁表
神璽
寶剱 23丁裏
内侍所
鳥居 24丁表
社壇 25丁表
神躰
内外(たいけ)清浄 25丁裏
みそぎして八咫鏡をすへまつり十たびますみをふるへゆらゆら
****** この辺りから語句の説明 *************
山王 神七社の御事
ほつそう宗の始め也 28丁表
和哥四部式の事 28丁表
喜撰式 天神式 濱成式 安倍清行式 28丁裏
此四部をもて撰哥の時より、ひとごとの哥を和哥所にて法度 を定也
遠棺日
萬葉集撰者
敏達天皇→系圖?
桃園→系圖?
泊瀬開眼供養導師 行基 執行は婆羅門僧正
花洛 都の東 29丁表
一行禅師
吉田 春日大明神
人王七代孝霊天王の王子の末伊与の川野也
~後略~
【参考】卜部兼邦《ウィキペディア》に依る
室町時代の神道家、
『兼邦百首歌抄』(兼邦百首)撰。
【刊期等】不明
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、虫食い多数あり。
※梱包材の再利用に努めています。ご理解下さい。