1962年発売のPETRI 7SのレンズをSONY Eマウントレンズに改造しました。
レンズは「Amber C. Petri 1:1.8 f=45mm 」(5枚絞り羽 1.8-16)ですが。
絞り羽が痛んでいたのでPetri35F2.8の絞りユニットを換装し10枚絞り羽にしましたが閉度は少なめです(F8位)。指標も逆です
ピント範囲はオリジナルの∞-80cmより広げ60cmくらいです。
状態の良いカメラからの移植で外観、光学含め状態は良いと思います。
レンズ交換などのメンテナンスは通常手順で行えます。
商品はレンズ本体と中華のリヤキャップのみです。
出品者のスタンスを以下に記載しました。ご一読の上不明な点は入札前にお問い合わせください。
出品商品について
当方自作の「改造レンズ」は中古品を利用した一品物が主で、一品一品状態が異なること、取扱説明書などは付属していないことなどを鑑み購入者へのサポートができない無断の無在庫転売などはお断りさせていただきたく存じます。(画像の著作権侵害は告訴します)
出品先はヤフオクのみ(あるいは記載の出品先)に出品しています。他サイトでの同様の商品については関与しておりません。また同じ品を他サイトで安売りするようなことはしておりませんのでSAGIサイトにご注意ください。
改造レンズについて
以下の記載は当方の出品している【改造レンズ】すべてに適合します。
「改造レンズ」はレンジファインダーカメラなどのフィルムカメラの固定レンズをデジタルカメラ、主にSONYのNEX(SONY E)マウントレンズ対応のカメラで撮影できるように改造した手作りレンズです。
なるべく元の鏡筒を活かした外観を目指しており、強度や使いにくさなどは元カメラに準じていたり、また構造上・加工上の制限などから元のクオリティが確保できていなくても出品しています。
オールドレンズを利用した新商品ではなく「オールドカメラのレンズを今のデジタルカメラで利用したらどう映るのだろう」ということに興味がある方をターゲットに作成・出品しております。一般の市販製品並みのクオリティは決して確保できていないものとお見積りください。
一点ものなので、修理や交換を受け付けられない場合もあるため基本的にNC.NRでの対応とご認識ください。
もちろん、不良品や当方の明らかな手違いの場合には対応いたしますので、まずはご一報ください。
不具合対応としましては同等品との交換や、正確な復元ができないまでも修理、交換をさせていただきます。
当方の所蔵カメラや安価に入手したレンズ(カメラ)と手持ちの部材を利用することでより安価な出品を目指しております。
レンズのクオリティを求める方には、当方の商品を別途ご自身で入手したレンズに交換してのご利用をお勧めします。
レンズのクオリティと機能性は出品価格に反映されております。激安の上等品はないものとお見積りください
チリ埃は完全には除去できません。その日の部屋の状態によっても異なりますので、安定もしておりません。
無限遠の設定は完璧には確約できません。 メーカーでフランジバックのメンテナンスを行ったカメラで確認していますが、メーカーでは許容範囲内のどのレベルかは回答してもらえませんでした。
従いまして当方の設定した無限遠の位置とお客様のお使いのカメラでのフランジバックは、ずれている可能性が想定されます。
そのため、勝手ながら無限遠の設定をご自身でも行えるかどうかを記載することで、無限遠位置のずれは不良品ではないとのスタンスでおります。
また解像度の低いレンズは無限遠が出ていないように感じることがあります。
実際には無限遠がぴったり出ている場合でも、撮影画像でもファインダー越しでも遠景ではなく近景にピントが合っているように見えてしまうレンズがあります。 そのようなレンズの場合無限遠が出ているかどうかの確認は、確実にオーバーインフな状態に設定したレンズで無限遠位置の前後の画像を確認し。遠景でもピントが合っていることで確認出来ます(それ以外では確信しにくいです)。
また明らかに無限遠での解像度が低い場合には、正確に無限遠の位置に合わせても結果に反映しにくく無駄なので、逆にアンダーインフに設定することでより近距離にピントが合うように設定する場合があります。
無限遠位置がずれているとお感じの場合は、まずはご一報ください。
無限遠の調整ができない商品もあります。
無限遠の設定・確認はコリメーターと1㎞先2Km先の建物で確認しています。
フランジバックの関係で、ぎりぎりまで薄くしてやっと無限遠が確保できた商品もあります。
その場合さらなる遠方位置への設定ができない場合があります。
光軸の確認は加工精度の問題もありほとんど確認しておりません。ずれているものとお見積りください。
製作時の諸事情や製品特有の制限・仕様により上面位置がずれていたり、不当な部品が残っていたり、また不要な部品を外しすぎていたりとか理想的な状態とはかけ離れてしまうこともあります。
「カビ」について
当方の作成したレンズにおいては「いわゆるカビ」の完全除去、滅菌などはできておりません。また商品の説明文は「実用品」レベルでの見解ですので、LED照射やルーペでの微細なカビ根、気泡については明記していません。従いまして「いわゆるカビ」はあるものとしてお見積もりください。(「いわゆるカビ」とはカビの他にカビ根、コーティング荒れ、オイル染み、その他落札者目線からはカビに見えるものをさします。)
カビの殺菌に関しては、レンズの160度殺菌はほとんどの場合行いません。鏡筒は通常40度以上の温水で超音波洗浄を行いますが、ペイントが剥がれてしまう懸念があるときには行わない場合もあります。全体的にはアルコールでのふき取りレベルとお考えください。
また作成作業現場はクリーンルームではないのでチリ埃については必ず混入しているものとお見積りください。
コーティングの劣化など修復できない症状はなるべく記載を心がけてはおりますが、並み品で済ますこともあります。
出品登録後の商品は防湿庫ならびに湿度管理されたケースで保管しておりますが、イコールカビの発生が皆無であることは担保できません。落札後の発送時に再確認は行いますが「当方レベルでの実用品」の場合はそのまま送付しております。
以上のことをお見積もりの上で納得される場合のみ入札をご検討ください。
ピント微調整等の工具について
主に精密ドライバーとカニ目レンチがあれば設定できると記載してますが、実際には適合する工具は非常にシビアです。
マイナスの精密ドライバーは、当方ではPB製の先端の幅が0.8, 1.0, 1.2, 1.5, 1.8, 2.0(mm) の中から適合するドライバーを選んでいます。
しかしながら厚さが極端に薄いなど規格と異なるネジを利用していたりするカメラも存在し、新たに削りなおしたドライバーも使って作業しています。
カニ目も同様で10種類以上の形状を保有して、必要な場合に新たにレンチを作成しています。
以上のことから必ずお客様環境で調整ができることを保証やサポートができない場合があります。
現状のままでご容赦していただくことをお願いする場合もございます。
ネジの締め込みと接着剤について
繰り返しの微調整を想定していないカメラも多数あり、ねじを締めこむと変形してしまうカメラもあります。
同様にヘリコイド部なども緩まないように締めこむと変形してしまうものもあり、そういうカメラはねじロックなどの接着剤を多用しています。
接着剤での固定は微調整や繰り返しの分解は想定されていなく、接着剤の溶剤を使うと銘板などのペイントがはがれてしまったりしますので、そういった元カメラのレンズはある種の制限が含まれてしまうことも見積もっておいてください。
上記の理由からねじロック剤は多用はせず緩めの締め込みで作成しています。
しかしながら必要最低限の締め込みでも変形が理由でヘリコイドが重くなったりばらつきが出てしまうことがあります。
さらに変形している場合は操作を繰り返している場合に完全に緩んでしまうこともあります。
元カメラの再利用品であることをご理解していただき、出現する不具合には基本自力でご対応ください。
「動作確認していたら壊れた」について
元々固有の操作手順が存在しその通りに実行しないと壊れてしまうカメラのレンズも出品しています。
同様に想定しない方向に力を加えると壊れてしまうレンズも多数存在します。
また元々は頑丈でも改造レンズにした場合に簡単に壊れてしまう部品でも飾りでくっつけていたりする場合もあります。
元カメラ固有の特徴はご存じ、または想定の上として商品説明しています(元カメラのマイナス面な特徴をすべて記載することはできません)。
操作状の不具合を感じましたらまずご一報いただけると幸いです。
受け取り後のお問い合わせの際にはお手数ですが詳細な状態報告をお願いします。
製作前、出品時、梱包時に状態確認を行っておりますので 「カビだらけ」とか「壊れている」とかの常套句には反応しないことがありますことをご容赦ください。
不具合ある場合でも基本的に返品ではなく、修理、交換等を前提にしていただけると幸いです。
その他不明な点は入札前にお問い合わせいただき納得の上入札してくださいますようにお願いいたします。
以上
一方的な当方のスタンスを記載していますが、納得できない場合には入札、ご購入をお控えください。
本スタンスは2024/08/21日発行です。発行日が異なる版がありましたら最新版を有効とさせていただきます。
また本記載が掲載されていない商品、また以前に落札していただきお渡しした商品に関しても同じスタンスで対応させていただきますことをここに記させていただきます。