◆◆◆週刊ビジュアル日本の歴史100　増補版　奈良から平安へ10　道真怨霊伝説◆◆◆


（発行年月日）2004年5月4日
（発行所）株式会社ディアゴスティーニ・ジャパン
（定価）560円
（ページ数）オールカラー39ページ


（目次）簡単に記載致します。ご参考になさって下さい。



【第一章】律令制度崩壊の序曲
・時代の流れになすがまま・・・醍醐・忠平、二人三脚の治世
○「今昔物語」に描かれた妙な親子関係～仰天!　食うか食われるかの骨肉の駆け引き



【第二章】猛威をふるう道真の怨霊
醍醐天皇の子・保明親王が21歳の若さで突然この世を去り、関係者は失意のどん底に陥った。またもやあの人物の祟りにやられた、そう思ったからだ。菅原道真の祟りである。これまでにも藤原時平を始め、道真の左遷に関わった人々が次々と死んでおり、都の人々は恐怖に怯えていた。そしてついに、大事件が発生する。
・相次ぐ関係者の死!　菅原道真怨霊事件の全貌　主な道真怨霊事件と被害者
・怨霊被害者の子が怨霊デビュー　死んで有名になった藤原元方
・道真復権に貢献した、源公忠のびっくり臨死体験
・平静を装い内心ビクビク!?忠平が建てた怨霊撃退の寺
・だって夜がこわいんだもん!　朝議が夜になった平安中期
・道真が見舞った怒りのいかずち!　清涼殿落雷で死傷者多数発生
・天皇の住まいになった清涼殿
・防犯強化の交番も効果なし・・・平和ぼけの京に盗賊続出!
・不吉な言葉は避けるべし!　ややこしい平安時代の忌詞
・物忌の夜は情事のチャンス!
・道真の怨霊に悩まされた「延喜の聖主」醍醐天皇
・縫坂山の名物は謎の琵琶法師　蝉丸は醍醐天皇ご落胤?
・宇多法皇を襲った怨霊の正体は?
○エリート貴族になるための「正しい生活」～気苦労多きその一日の行動パターンを追う



【第三章】夢枕の怪
優雅な王朝時代。それはまた怨霊が夜な夜な飛び交うと信じられたおぞましい時代でもある。祟を避けるため人々は神や仏に祈り、国家の安泰を願う。そんな時代の中、神仏から尊いお告げだと信じられたのが、夜に見る夢であった。ある日の晩、都の外れに住む貧しい女の子の夢枕に菅原道真が現れる。
・夢の夢ブームで夢占いが大繁盛
・匂いもステータスのうち!?風呂に入らなかった平安貴族
・体臭消しが高級趣味に　平安時代の必需品だった香
・道真、童子の夢枕に現る!　託宣で建った北野天満宮
・「十戒」さながらの大迫力!　道真と法性房・尊意の妖術合戦
・天神様のおかげで極楽生活　平安のシンデレラガール
・疫病の巣とかした平安京　山に逃げれば病気は治る!?
○死して敵に勝利した怨霊・菅原道真～平安京を震撼させた荒ぶる魂を鎮めたものとは?
○絶大なる和魂として広がった天神様～日本全国に広がる天満宮誕生のエピソード



【第四章】怨霊から天神へ
藤原時平らを呪い殺したばかりか天変地異や疫病まで引き起こし、都の人々を震撼させた菅原道真の怨霊も、いつしか天神となって北野天神に祀られる。そして守護神として全国に広がり、人々の信仰を集めるようになっていった。現代に連なる学問の神・天神様がここに誕生する。
・死者を蘇らせた鉢を飛ばす!?平安のエスパー僧・浄蔵
・道真の怨霊に密教パワーも退散!　非業の死を遂げた藤原時平
・何はともあれ史上初の快挙!?　神になった人間・菅原道真
・鬼となって恋敵を殺害!恐怖の宇治橋・橋姫伝説
・密教アピールが目的!?地獄を見て回った道賢の逸話
・道真の怨霊に便乗　謀反を起こした平将門
・ほか


○関連年表
○復刻歴史コレクション　～鬼神・菅原道真の復習物語～　北野天神縁起絵巻



・・・他


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