专业雅虎代拍，雅虎拍卖），日本代拍，日拍，日购，yahoo代拍,，转运,代收包裹,日本购物网(www.gouwujp.com -- ★Freeway★1990年以降製作ロイヤル・ウースター「ゴールデン・ハーベスト」。ゴールド手描き、ウースターの象徴的トリオ。Last One！

After c1990 Royal Worcester “Golden Harvest”

ロイヤル・ウースター
「ゴールデン・ハーベスト」

ゴールドで果物画。名陶の拘り

1751年創業、英陶初の「ロイヤル」

ボーンチャイナの生産にも成功

名人迎え「果物画」で頂点に

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　ロイヤル・ウースター（Royal Worcester）が1990年以降に製作したトリオ。正確な製作年が分かりません。トリオが背負っている旧ウースター最後のバックスタンプ登場の年以降としました。勿論、新品からストックされた未使用品の取り寄せ。
　廃版品と言える新しいパターンですが、その割に市場で見かけることが少ない。USAの未使用品扱い店に残っていた2客を取り寄せましたが、ここの資料写真には筒形のティーカップもありました。その現物はこれまで見たことがありません。

　濃い赤茶の、多分林檎系果物が中心。瓜の形のものと葉っぱがゴールドで手描きされています。ウースター得意の図柄ですが、ここが絵柄をゴールドで描くというのをあまり見たことがありません。ゴールドの色も派手ではなく、色目が少ないせいかとてもシンプルで派手実は見えない。シンプルながら高級感が漂う、とてもいいカップです。現代の製品だから、カップの容量は十分で、日用に使い易い。2000年近くでもウースターらしい、重みを感じさせます。

　ロイヤル・ウースターは1751年創業で英陶の名門の中でも歴史が古い。1789年にジョージ3世から英国で初の「ロイヤル」を授かっていますし、1800年頃初めてボーンチャイナ生産に成功したという功績も輝いています。
　文句ない名陶ですが、ここの製品の売りが「ペインテッド・フルーツ」に代表される、フリーハンドによる果物画の茶器でした。この絵の名人と呼ばれる作家を書く時代に配し、長く「最高の工芸品」と称される製品を作っています。
　フリーハンドによる絵付けと焼成を6回繰り返し、特殊加工で22金を施して11時間かけて研磨して輝きを引き出すというものだったと言います。この分野の記録はしっかり残っていて、各時代の名人ペインターたちの名前はもとより、その製品の特長まで調べた資料もありますが、とても長いのでここではご紹介しません。

　この果物画カップの輝かしいというか他を寄せ付けない歴史に鑑みてでしょう。ウースターは製品がすっかり庶民化、大量生産化の時代になっても、果物デザインのカップのパターンが多く、「花」を圧倒していました。
　ウィキペディアにはロイヤル・ウースターの代表的パターンとしてこの「ペインテッド・フルーツ」に続いて「イヴシャム・ゴールド」と「ウースター・ハーブス」を挙げています。「イブシャム・ゴールド」は他の多くの「イヴシャム」たちと同じく、果物デザインのカップです。
　「イヴシャム」はしかし、そう高級感のあるパターンではありません。どちらかと言うと、カジュアル・カップと見られるような優しくとっつきやすい絵柄です。
　ウースターは「花より果物」という調子で、最後まで押し通しています。「花も描きますよ」と言う感じで、時に手描きの数種類のコーヒーカップのシリーズを作ったりしています。こういうのは今ではとても高級に見え、人気があったようです。しかし、数の上ではあくまで果物が多かった。
　ますます厳しい競争の時代で、「果物」を自社の特色とする戦略に依る外なかったと言えるかもしれません。
　
　また前文を長く引っ張りました。出品者が申したいのは、この「ゴールデン・ハーベスト」は、「イヴシャム」まで続いた「果物デザイン」の最期の打ち上げ花火だったのではないか。ゴールドで果物を描き、「ハーベスト」も金彩で加えて「ゴールデン・ハーベスト」とした。ウィキペディアでいう「ウースター・ハーベスト」は金彩ではなく、ごく地味な色使いのカップです。拘りのあるこの2種を一つにまとめて金彩にした。金彩つまり手描きです。手描きの腕を発揮する役も負っていた。
　創設者の一人であるジョン・ウォール博士を讃えた「アストレイ」を出品中。これは手描きの花です。1938年に作られたのを1967年に復刻しています。まだまだウースターに力があった時代の記念版。
　「ゴールデン・ハーベスト」は、ウースターの終わりを意識した記念的製品だろうと出品者は推測します。そんなことは記されていない、物言わぬトリオです。しかし、そうであろうと思います。

　カップの高さ６．８ｃｍ、口径８ｃｍ。ソーサーとサイドプレートの直径はそれぞれ、14ｃｍ、１５ｃｍ。　　　　　　　　　　

ロイヤル・ウースター（Royal Worcester）
　1751年、ウィリアム・ディヴィスが経営者となり、化学者かつ医師のジョン・ウォール博士が技術面の指導をし、15人の株式出資者によってイングランド西ミッドランズ地域のウスター市にウースター磁器会社として創業された。
　1752年、ソープストーン（ステアタイル）を素地に混ぜて軟質磁器を作ったブリストル工房を合併する。ソープストーン磁器ペーストは、非常に薄く処理することができるので、食器用に大変適しており事業の拡大に貢献した
　以後、釉薬の上にエナメルカラーの絵付けを施す高度な技術や、銅版画転写法の技法により大量生産を可能にした。こうして高品質と生産性を両立させ、1789年にジョージ3世より、英国の陶磁器界で初のロイヤル（王室御用達）の称号を得る。以後、現在までロイヤルの称号を途切れることなく受け続けている唯一の窯で、現存する英国最古の名窯である。
　1800年頃にはボーンチャイナの生産にも成功する。1810年にグレンジャー社を買収し、同社が保有していた東洋的な青龍のデザインも承継した。
　代表作「ペインテッド・フルーツ」はウースター最高の工芸品である。

1754年　ロンドンのアルダーズゲート・ストリートに最初の企業ショールームを開設
1756年　ロバート・ハンコックがウースターで磁器への印刷を発明
1770年　ジョージ 3 世の兄弟、グロスター公のためにウースターが最初のロイヤルディナーサービスを作る。
1789年　ジョージ 3 世はウースターに最初の王室御用達を授与し、王室の紋章と「製造者を陛下に」という言葉の使用を許可。
1851-1887年　Severn Street 工場の従業員数を 70 人から 700 人に拡張。工場は置物と花瓶に集中し、2,500の新しい装飾品を導入。
1889年　Grainger 磁器会社を買収
1891年　Charles Williamと Dyson Perrins がディレクターに就任。
1905年　Hadley & Sonsを買収。
1914年　英政府が、病院、研究所、学校で使用する硬質磁器の製造を依頼。
1934年　Charles Dyson Perrins が Royal Worcester を買収し、会長に就任。
1939年　第二次世界大戦の始まり。工場は、電気抵抗器とスパークプラグの製造に使用される。
1951年　エリザベス女王が工場を訪問。新しい博物館をオープン。
1962年　Evesham パターンがRobert Baker、Ronald Van Ruyckevelt、および Royal Worcester のデザイン部門のチームによってデザインされた。
1976年　Royal Worcester と Spode が共同所有権を取得。
2001年　250 周年記念式典の一環として、エリザベス 2 世女王とエジンバラ公が訪問。
2009年　ポートメイリオン・ポタリーとセバーン・ストリート・ファクトリーがロイヤル・ウースターを買収。

ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。

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