対応機種:
①パッド単体にてメガドライブとマスターシステム
②変換ケーブルをつないで、
各社MSX
富士通 FM-7シリーズ(FM音源カード及びFM-77L2、FM77AVシリーズ)
日本電気 PC-8801mkIISR及び後継機種、PC-6001/6601
シャープ X68000
発送と料金:
1個 全国一律230円 ゆうパケットポストmini
主にスーパーファミコン純正コントローラとの比較ですが、
十字キー:ストロークはやや大きめで反応良く、シューティングでの斜め入力は格段に良いです。滑らかに円を描けました。
ボタン類の感触:
質量を感じ、やや硬めの印象です。XYZを押したときには、サターンパッドと似た感じがしました。古いファミコン互換機にあるようなカチャカチャした安っぽいものではありません。
形状からすると、メガドラミニパッド製造時の技術が転用されているのではないかと思っています。
ABに対してCボタンが一段低いです。ABCは中央に窪みのあるタイプ。
XYZはなだらかにケースに沿って低くなっていきます。
角はなく丸みがありABCよりもやや小さく、細かいところまでサターンパッドとよく似ています。
ボタン配置:
①メガドライブはパッド表記のそのままのボタン配置
マスターシステムではパッド直接接続で、下記のMSXと同じボタン配置になります。
②MSX用では、BCをMSXのBA(ⅠⅡ)として使用(MD→MSX変換では多数派)
連射装置:
TURBOで連射なのですが、全てのボタンが連射になっており個別の設定はできません。
MODE:
メガドライブの6ボタンのパッドは、電源投入時にMODEボタンで3ボタンモードでの起動を基本とします。メガドライブでも不具合があるときがあり、そのためのMODEボタン(3ボタンで起動)だそうです。
6ボタンパッドは返す信号が3ボタンパッドとは異なる瞬間があり、それが不具合発生時の原因かと。
変換ケーブルにてMSX用に変換後
5番ピン Vcc +5Vの電源
8番ピン COMMONですが未接続。
9番ピン GNDグラウンド 電源とボタン類のアースとして使用。
1 2 3 4 5
上下左右 Vcc
6 7 8 9 本体側D-sub9ピン
A B なし GND
入札前に本体の点検をお勧めします。 本体が壊れていますと当然のことながらコントローラ/パッドは動きません。
コネクターの脱着の繰り返しや、横方向の無理な力がかかったせいと思われる本体側9ピンコネクターの基板のハンダ亀裂の個体が結構あります。30倍のルーペで確認できる程度の亀裂なのですか、導通不良の原因となります。力を加えたときだけ通電するものもありました。それなので、入札前に所有される本体側のコネクターが正常であるか確認し、そのうえでの入札をお勧めします。
確認方法の例:
①正常に機能していたコントローラを接続し、各ボタンが反応するか確かめる。
そのときコネクターに上下左右に少し力を加えて反応に変化があれば、ハンダ亀裂等の接触不良が考えられます。まず、お近くの電気店等での本体の修理をお勧めします。
②テスターを用意し、9番ピンにマイナスを当てつつ、1234 56のピンにプラスを当てて、それらのピンに+5Vが来ているか確認する。無いところは異常です。
ピンの腐食で通電しない場合もありました。
ひどい場合は、紙やすりを小さくちぎってピンセットで挟み、ピン根元の表面をこすってみてください。細綿棒に接点復活材をつけて磨くのも、わずかながら効果はあります。