【日本映画発達史】Ⅰ～Ⅳ 全４巻
著者：田中純一郎
発行所：中央公論社
発行日：
Ⅰ：昭和32年2月20日
Ⅱ：昭和32年2月28日初版
Ⅲ：昭和32年4月20日初版
Ⅳ：昭和43年4月30日
サイズ(１冊）：約140×202×32ミリ
重量：Ⅰ約720g Ⅱ約660g Ⅲ約750g Ⅳ約750g
目次
(日本映画発達史Ⅰ）
序章 映画の発明
第一章 映画の輸入
第一節 キネトスコープ
第二節 シネマトグラフ
第三節 ヴァイタスコープ
第二章 創業期
第四節 初期の映画製作
第五節 初期の映画興行
第六節 撮影所建設
第七節 四商社対立
第八節 創業期を終る
第三章 過渡期
第九節 トラスト日活の発足
第十節 天活の創立
第十一節 過渡期の人々
第十二節 アメリカ映画の擡頭
第四章 映画芸術への目覚め
第十三節 井上正夫と「大尉の娘」
第十四節 向島撮影所の革新映画
第十五節 歸山教正と映画芸術協会
第十六節 国際活映興亡史
第十七節 トーマス栗原と大正活映
第十八節 松竹キネマの創業
第十九節 映画ファンと輸入映画
第五章 映画の青春期
第二十節 青春の花園・鎌田撮影所
第二十一節 東河畔の夢の工場
第二十二節 牧野省三と時代映画革新
第二十三節 帝キネの創立
第二十四節 欧米映画の交流と映画理論の擡頭
第六章 無声映画黄金期
第二十五節 マキノ、亭キネ、東亜三社の興隆
第二十六節 日活映画、反撃に成功
第二十七節 松竹映画の革新と脱皮
第二十八節 時代劇映画、一世を風靡す
第二十九節 欧米の名作陸続と來る
第三十節 中世紀を終る
(日本映画発達史Ⅱ）
第七章 トーキー時代を迎う
第三十一節 無声映画への挽歌
第三十二節 新興キネマの創立
第三十三節 中小プロダクションの廃合
第三十四節 日本トーキーの初期
第三十五節 トーキー初期の輸入映画
第八章 ある絢爛期
第三十六節 東宝ブロックの出現とその歴史的意義
第三十七節 日活をめぐる明暗二重奏
第三十八節 松竹、トラストに精工
第三十九節 新興キネマと第一映画
第四十節 華麗なる欧米映画の饗宴
第九章 映画の運命
第四十一節 映画界臨戦体制に入る
第四十二節 新しい映画美の創造
第四十三節 小映画企業の統合
第四十四節 アメリカ映画への訣別
第十章 近代の終焉
第四十五節 製作統制と大映の創立
第四十六節 統制配給の一元化
第四十七節 日本外地の映画工作
第四十八節 戦局の推移と映画界非常措置
第四十九節 近代の終焉
あとがき
(日本映画発達史Ⅲ)
第十一章 映画の解放
第五十節 終戦直後の映画界
第五十一節 松竹の再建と機構改革
第五十二節 東宝の分裂と経営危機
第五十三節 大映は苦境打開に成功
第五十四節 外国映画の輸入再開
第十二章 日本映画の復興
第五十五節 東宝の製作陣ようやく回復す
第五十六節 松竹映画、軌道に乗る
第五十七節 「羅生門」グランプリを受く
第五十八節 新東宝の独立と東映の発足
第五十九節 独立プロダクションの続出と映画界のレッド・パージ
第六十節 イタリアン・リアリズムの登場
第十三章 日本映画の海外進出
第六十一節 大映、海外に活躍
第六十二節 松竹と「君の名は」ブーム
第六十三節 東宝の五カ年計画
第六十四節 東映、大衆映画で成功
第六十五節 新東宝の改革と日活の製作再開
第六十六節 独立プロ・ブーム、来り去る
第六十七節 シネマスコープの輸入
第十四章 映画と社会
第六十八節 日本映画の娯楽性
第六十九節 日本映画の社会性
第七十節 シネマスコープとい新しい映画美
第七十一節 映画と社会
あとがき
日本映画発達史年表
(日本映画発達史Ⅳ）
第十五章 史上最高の映画時代
第七十二節 東映、大型化に先鞭
第七十三節 理想製作に苦闘する大映
第七十四節 松竹ホームドラマの限界
第七十五節 黒沢明の世界的成長
第七十六節 日活の男性路線
第七十七節 新東宝の特殊性とその後の独立プロ
第七十八節 輸入映画、七〇ミリ時代に入る
第十六章 日本映画とテレビ
第七十九節 エネルギッシュな東映
第八十節 日活のテレビ大作
第八十一節 合理主義と東宝
第八十二節 七〇ミリに挑む大映
第八十三節 松竹の暗い谷間
第八十四節 新東宝の崩壊と独立プロ
第八十五節 アメリカeigaのまき返し
第十七章 この滅びざるもの
第八十六節 企業改革に備える東宝
第八十七節 東映のジレンマ
第八十八節 老化した松竹
第八十九節 シリーズに定着する大映
第九十節 日活のマンネリズム
第九十一節 この滅びざるもの
第九十二節 押し寄せる大型洋画の潮
第九十三節 次に来るもの
あとがき
日本映画発達史年表
状態：ヤケ、シミ、摺れ等経年による傷み。背のヤケ、摺れ等、函の傷みが、特にⅡの函のシミが目立つ。
Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの天・小口のヤケ、シミが。Ⅲの最終頁にシールを剥がし跡。Ⅳのみビニルカバー。
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