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「A TESTONI(ア・テストーニ)」時代のデッドストック。同ブランドは 2021年にブランド名とロゴを「AMEDEO TESTONI(アメデオ・テストーニ)」に変更、さらに2023年に「TESTONI(テストーニ)」と変更しています。
ややこしいのですが、「AMEDEO TESTONI」になる前、「A TESTONI」時代に最高級ラインとして存在していた「AMEDEO TESTINI」ラインの製品になります。ソールにみられるロゴのプレートに、筆記体でAMEDEO TESTONIと書かれています。
履き心地のよさそうないい革が使われ、ノルベジェーゼ製法で作られたハンドメイド。
●シャドーステッチ状の縁取り技法「フィレットーネ」
靴作りの歴史的中心地であるボローニャで、若いころから靴づくりの技術を追求していたアメデオ・テストーニは24歳の頃には、すでに巨匠たちの秘伝の技を習得していました。「世界一美しい靴を作る」ため、1929年、工房をオープン。
マッケイ製法を独自に発展させた「ボロネーゼ製法」、靴の様々な各パーツを完璧なまでに重ねずに継ぐ、繊細なレザーのパイピング「フィレットーネ」など、オリジナルの手法を考案したことでも有名です。
かのステファノ・ブランキーニ Stefano Branchini やエンツォ・ボナフェ Enzo Bonafeの創業者たちもア・テストーニで修行を積んでおり、ア・テストーニの技術は近年のイタリア靴の礎になっているともいえます。
1960年代以降は欧州からアメリカと、世界で評価され、イタリア靴職人の精神の真髄を広く知らしめました。その技術と精神は現在のア・テストーニにも受け継がれています。
履き口を縁取るシャドーステッチ状の縁取り技法「フィレットーネ」も、ア・テストーニならではの技術。丁寧な縫製でシャープなモチーフをアッパーに生み出して、レザーシューズをより洗練された次元へと高めています。
●ノルベジェーゼ製法の洗練された見せ方
北欧が発祥とされるハンドソーンノルベジェーゼ製法。グッドイヤーウェルト製法以上に張り出した、存在感抜群のコバも特徴。
イタリアではナポリターノラケーレ、ステファノ・ブランキーニ、エンツォ・ボナフェ、そしてもちろんア・テストーニなどが得意としていました。
とはいえ天然の麻糸を使用した昔ながらのこの技術は、どんな工房にも扱えるというわけではないようです。ア・テストーニはこの製法を創業当初のモデルから採用しています。
グッドイヤー製法の靴などと比べると、ハンドソーン製法の靴に使用する中底は分厚いので耐久性も良く、足馴染みが早いのが特徴です。また、土台をしっかりと作り込んでいるので、靴の歪みや変形も少なく、必然的に靴の寿命も長くなります。
こちらのアイテムはステッチにも太い麻糸を使いつつ、無骨なイメージのノルベジェーゼ製法靴を逆にモダンに見せています。
状態:未使用、ブランド箱入り、ブランド布袋つき
※箱はテストーニのものですが異なる種類のものになっています。
素材:アッパー;本革スエードレザー 、ソール;本革、ゴム
生産国:イタリア製
サイズ:表記;6 1/2(日本の24.5~25㎝に相当)
靴底外寸実測で最大長さ30cm、最大幅11cm(ノルベジェーゼ製法のためアウトソールが広めになっています)
販売価格:165,000円
※なるべく実物に近い状態で撮影して いますが、撮影時の光の加減やPC・スマホ設定により、色合いが若干異なる場合がございます。
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