某は、「Gメン75」という昭和時代の刑事ドラマが大好きで、毎月2回、そのDVDを取り寄せているのは、ひょっとしたらご存知の方もおられるかもしれませんが、先日、そのGメン75のDVDを見ていたら、ナチスドイツのSS、つまり、ナチス親衛隊の話が出てきて、そこで、黒木警視正(丹波さん)が、ナチス親衛隊の行ってきた虐殺行為について語る場面がありました。某は、高校生の時、世界史の授業が無かったので、世界史に疎いのですが、黒木警視正がおっしゃるには、ヨーロッパにおいて存在してはならない(と考えた)民族を、ナチス親衛隊が次々に殺害していったそうです。ユダヤ人が、600万人、ロシア人が、500万人、ポーランド人が、200万人、ジプシー(ロバ人)が、50万人、そして、その他が、50万人で、計1400万人との事・・・・・。世界史に疎い某も、アンネの日記などは読んでますから、ユダヤ人が多く殺されたというのは存じ上げていましたが、それと、ほぼ同じぐらいの数のロシア人が殺されていた事実には驚かされました。ウクライナ戦争が始まる前、プーチンは、「ウクライナが西側につくと、緩衝地帯が無くなる。その懸念を西側は、どう払しょくしてくれるのか?」とテレビで西側に語りかけ、極度におどおどしていた理由がやっと分かりました。某などは、「何を言ってんだ。ロシアにケンカを売る国なんてあるもんか…」と笑いながら見ていましたが、「ロシアって、ナチにマジで恐怖心を持っているんだなあ・・・」という気がしてきました。500万人と言ったら、ものすごい数ですよ。そりゃ、マジで恐れているなら、ウクライナが西側の陣営につくのを全力で阻止してもおかしくないですからねえ・・・・・。
しかし、このウクライナ戦争のおかげで、小麦の値段が上がって、大阪のたこ焼き屋が次々につぶれているそうです。パン屋も、同様に廃業するところが増えていると聞きます。生き残っているパン屋さんでも、最近、なんか、値段が上がると同時に、パンのサイズが小さくなっている様な気がします。気のせいでしょうか?タイでロシア人の宝石商の知り合いがいるのですが、ご存知の方もおられるでしょうか?例の「白クマ君」です。なぜか、某に、非常に好意を寄せてくれていて、つい数日前も、某を見つけ、笑顔で挨拶してくれました。しかし、その「白クマ君」を見ると、以前とはうって変わり、なんか、やせ細っていました。地球温暖化で氷が無くなり、やせ細った北極の白クマを見ているようでした。彼は、結婚したばかりで、小さい娘さんもいるのにねえ・・・・・。なんか、悲しい気持ちになりました。もう、取り返しがつかなくなってきているロシア、そして、ロシア人。そんなロシア人が現状を憂え、流した涙が宝石になりました。それが、今回の宝石です。なんか、光がウルウルしていませんか?心の底では、平和を希求しているのかもしれません。そんな気持ちが、美しい宝石として結実いたしました。
*ロシア産との産地証明までも含む、香港の「鑑別書」がございます。