ナノテックシステムズのSPケーブル、G.S#79 nano3 を使用したリード線です。
メーカーの説明では、「Golden Sturadaシリーズ」で定評のある超微細な金のコロイド液に銀コロイド液を混合し、0.18mmφのOCF銅線の表面に塗布し、ワイヤ1m当たり約36×1016個という膨大な金と銀の微粒子で覆いました」とあります。m当たり6900円の品物です。
出来上がった品物は、今までのリード線にない独特の音です。音圧は高いのですが、実に細かい音まで拾ってくれます(特にLIVE盤では微音まで表現してくれます)が、音が尖らなくて上質の英国スピーカーを彷彿とさせてくれます。聴きようによっては、暴れ者という評価をする方もいるDL-103も良くバランスが取れた感じに変身します。一聴してハッとすることがないかも知れませんが、自然な聴き疲れ、聴き飽きることがない再生音です。
ハンダには、WBT-0840を使用しました。
この品物も、入札価格=落札価格で、標準品は金メッキ・チップ使用、+500円でロジウムメッキ・チップで製作します。
『チップ径調整のサービスについて』
コツを掴めばさほど難しくはないのですが、結構多くの方がリード線のSETに苦労されているようです。
装着する作業の際に、リード線先端のチップを壊したり、無理をしてカートリッジのターミナルを折ってしまうこともあります。(かく言う小生も、その昔にこの作業をしていて3個ほどカートリッジをおシャカにした経験者です)
リード線のチップと、カートリッジ・シェルのターミナルがしっかり噛み合っていないと、音が出なかったりハムが発生したりして、快適な音が楽しめないので、大切な作業なのです。
市販品でも、私が発送する場合でも、チップの先端は最小限の径に合わせたものになっています。これを、お手持ちのカートリッジ・シェルの径に合わせて(拡げて)SETして頂く事になります。
もし、ご自分でSETする事に自信が無い方は、落札後ナビで連絡を頂ければ、到着後すぐ装着できるよう、当方で予めチップの径を調整して発送するサービスを行っています。
その際は、必ずお手持ちのカートリッジ・シェルのメーカー名、型番をご連絡下さい。
「発送方法」
②お急ぎの方は休日でも配達がされるクリックポスト(送料は185円で落札者負担、追跡番号付き)が利用できます。利用料金の送料欄に185円と訂正して、代金を追加してお支払いください。この場合、必ず取引ナビにてその旨ご連絡ください。
この品物は、他に比べエージングに少し時間を要するようです。最低2~3時間は掛かると思って下さい。
さらに、ローゼンクランツ社-貝崎社長の指導とご了解を得て、「カイザー理論」による製品をオプションで出品します。
「カイザー理論」の詳細については、同社のHPを参照して頂ければ良いのですが、本製品ではその理論に基づく素材の長さを設定・採用しています。
たかが素材の長さの違いで、音質に変化が表れるのかと、最初は信じられませんでしたが、実験の結果以上の違いが明らかでした。
①SN比が飛躍的に向上する。
②その結果、音像のフォーカスが明確になり、奥行き感、分離度が高まる。
③各レンジとも良く表現されるが、低域の締まりが特筆される。
④したがって、音楽としての明るさ、キレが明確に表れる。
「カイザー理論によるリード線」をご希望の方は、落札後の連絡でその旨ご記入頂き、代金を『+200円』して下さい。
(2009年 10月 9日 18時 31分 追加) 落札した方からの感想です。神奈川県のKさんより
OrtofonのMCー10Wに取り付けました。それまでのリード線は、Ortofonの7N(8N?)でした。
一聴して「ドヒャー、これは凄い!!中低音が濃くて厚い」。その分、高音が抑えられた感じ(エージングに時間を要することは、同品のSPケーブルを使ったときに経験済みでした)。LP1枚を聴き終える頃から、徐々に雲がとれて音が冴え出しました。
同品のSPケーブルでは、「キツイ高音が収まり、中低音がクッキリしてきたこと」を確認しました。
今回のリード線は、これにプラスして「低音が重たい芯のある音に変わった」ことです。
さらにキツイ高音が抑えられている(=自然な高音になったと思っている)、にも関わらず、シンバルの微細な響きと余韻が綺麗に聴き取れます。また、フェイド・アウトして曲が終わるときも、まるでヴォーカリストが後ろへ後退しているかのようにリアルに変わります。
このリード線はただものではないぞ!
とんでもないモノを作りましたね。
(2009年 10月 10日 14時 04分 追加) 同じく愛知県のMさんよりです(落札品はロジウムメッキ品です)。
システムは、自作2A3プッシプル、スピーカーはJBL L-150A、プレーヤーはSONY TS-8000+SME3009旧型+DL-103GLです。
まず一聴してノイマンのリード線とうってかわり、大人しい印象でしたが、今まで聞こえなかったビル・エバンスのPianoの余韻が目の前に拡がります。サラ・ボーンも何時も聴くより色っぽくなり、大変喜んでいます。
Ortofon MC-20と比べると無機質っほい103GLでしたが、血が通った様に生まれ変わりました。
たったこれだけの出費で103が生まれ変わったと思うと、大変お得なリード線です。
(2009年 10月 11日 6時 05分 追加) 前出、神奈川県Mさんからの追伸(第一信から2日後)
今日あたりは、完全にエージングが完了したのか、音が左右前後に拡がりました。OrtofonSPUシナジー(GE)さながらの拡がりのある音です。ただ、カートリッジそのものの価格差が3倍以上あるので、一音一音のふくよかさは敵いませんが・・・・。
今度、MC☆30WとKontrapunkt h にも使いたいので、2組を追加注文します。
愛知県のYさん
DL-103に装着し聴きました。
聴き始めは少々音が硬い感じでしたが、5枚目くらいから音に厚みと艶が出てきました。今後、またどう変わるのか楽しみです。
良い商品を有難う御座いました。
(2009年 10月 20日 18時 40分 追加) 札幌のEさんより(いつもモニターをお願いしている方です)
素晴らしい出来映えです。これまで聴いた中で3本の指に入ると思います。エージングには時間がかかりますが・・・・
これまでちょっと物足りなさが有って眠っていたカートに装着し、試聴しました。DL-301Ⅱ、DL-103GL、SONY=MC-1、A’PIS=AP55mc、いずれにも大変良く合います。F-8にも良いです。
AP55mcにおいては、もともと高音の伸び・リアル感がありましたが、何か安っぽい感じでした。リード線を交換したら、音に落ち着きが出て深みも増し、ギターの弦の音、演奏者の微妙な息遣いまで再現致しました。
DL-102でも試しましたが、本来の良さはそのままに物足りなかった低音域・高域が伸びて、大変好感が持てました。
(2009年 12月 19日 22時 38分 追加) 川崎市のKさんから=
本品はとてつもないハイCPのリード線です。
AT33PTGを、テクニカLT-13のシェルで、カーボン・銅のハイブリッド・スペーサーを挟みSUS316ボルトで固定し使っています。
AT33系のハイ上がりの傾向が、スペーサーとの相乗効果で落ち着いたマイルドな方向に変化しました。しかし、PTGの持つ高感度な点はそのままで、倍音成分が2~3割増した様な音場感が創出されます。
ボーカル物では前にボーカルが出てきて、臨場感は最高です。優秀な盤では、本当に目の前にアーティストがいるが如くの再現をしてくれます。
分解能力に限界はありますが、音樂を楽しむ上でこれ以上は不要なのでは、と思いました。
(2013年 3月 31日 11時 08分 追加)
= 群馬県のAさんの試聴感 =
装着して2日目です。音は出さなくてもエージングは進むようで、初日に気になっていたヌケの無さは全くなく、一音一音がエネルギッシュです。これはもう圧倒的といっていいのでは。
中域に密度感があり、ハットやベースが重さを持ち、低域がしっかりと、ずしりとブリッ、ゴリッと決まります。
ダイナミックレンジがあり中域も濃いので、アナログの楽しみが味わえます。
しかし、まだ音像が大きく定位感が散漫に感じなくもありません。まだ、エージングの不足と思いますので、期待できます。
いやー、リード線にこんな世界があったのですね。
インプレがアテになると言うことも嬉しいです。感想等が実に的確で、信頼が出来ます。
『チップ径調整のサービスについて』
コツを掴めばさほど難しくはないのですが、結構多くの方がリード線のSETに苦労されているようです。
装着する作業の際に、リード線先端のチップを壊したり、無理をしてカートリッジのターミナルを折ってしまうこともあります。(かく言う小生も、その昔にこの作業をしていて3個ほどカートリッジをおシャカにした経験者です)
リード線のチップと、カートリッジ・シェルのターミナルがしっかり噛み合っていないと、音が出なかったりハムが発生したりして、快適な音が楽しめないので、大切な作業なのです。
市販品でも、私が発送する場合でも、チップの先端は最小限の径に合わせたものになっています。これを、お手持ちのカートリッジ・シェルの径に合わせて(拡げて)SETして頂く事になります。
もし、ご自分でSETする事に自信が無い方は、落札後ナビで連絡を頂ければ、到着後すぐ装着できるよう、当方で予めチップの径を調整して発送するサービスを行っています。
その際は、必ずお手持ちのカートリッジ・シェルのメーカー名、型番をご連絡下さ
(2018年 3月 7日 14時 29分 追加)
<複数SET及びオプション品をご希望される方へ>
2018.3.1より、Yahooのシステムが変更され、代金支払いが「かんたん決済」に1本化されました。
そしてまた、これに伴い出品欄と落札後の連絡欄から、銀行振込に関する情報(利用可能な銀行名・口座番号)が削除されました。
従って、オプションの注文や複数SETをご希望される方は、銀行振込での対応が出来ません。
それならと、私が何度もアンケートで「落札金額欄を変更可能なように」と要望しているにも関わらず無視され、固定で変更が出来ません。
唯一の方法として、送料欄を訂正しここに標準品1SETとオプションまたは複数SETの差額を記入して注文して頂く方法があります。
当然ながら、ナビでご注文内容をご連絡いただきますようお願いいたします。
当方では、ご連絡頂いた内容に基づき、注文内容に対応致します。
よろしくお願いいたします。