写真表現に活かせる撮りたいイメージのポイントを揃えました
目の前の被写体をどのように捉え、写真にどう写し込むのかといった、撮影における写真のイメージの捉え方を解説した書籍です。風景、スナップ、
ポートレート、家族、静物の5つのジャンル別に解説。まず風景では、自然編と都市編とに分けてそれぞれに適したレンズの画角、よく使用される構図
などについて紹介しています。スナップでは手持ちでサクサク撮れるレンズ、明るさの設定、構図などを解説。ポートレートでは、男女別に適した光、
質感や階調の表現などを、また家族では、子供やペットをかわいらしく表現するアイデアのほか、記念日などを感情豊かに撮るコツなどを紹介します。
静物では、花や料理の質感を表現する光の見方、形の捉え方をわかりやすく手ほどき。これらの手法を取り入れることで、これまでどんなふうに撮ったら
いいのかイメージが浮かばなかった人も、写真の表現力がグンと上がります。自分の写真をもっとよくしたいといった方におすすめの1冊です。
【目次】
chapter1 自然、都市、風景写真から見る撮影法
01 フレーミングを考えることから、写真ははじまる
02 画面の四隅を意識することで全体の調和を整える
03 二分割と三分割の線と点の利用と効果
04 光の向きと空の向き、青空の再現の違い
05 デイライトシンクロの活用方法
06 色の濃さを設定することによる見え方の違い
07 コントラストを設定することによる見え方の違い
08 ホワイトバランスと色の調整
09 被写界深度の違いによる風景の写り方
10 シャッタースピードによる写り方の違い
11 レンズの画角による写り方の違い
12 風景写真の焼き込みと覆い焼き
13 光の向きと都市の見え方
14 夜景の明るさと露出補正
15 夜景の色とホワイトバランス
16 シフトレンズによる撮影とフレーミング
17 映り込みを消す方法と利用法
18 水平を意識する
【column1】様々な気候や天気による風景の違い
chapter2 一瞬の出合いにレンズを向ける「スナップ」
01 スナップに使いやすいレンズ選び
02 スナップとカメラ選び
03 高感度設定とISO-AUTOの使い方
04 マニュアルフォーカスと被写界深度
05 都市のスナップと構図
06 人物を中心に捉えた都市スナップ
07 複数の人物を含めたスナップと構図
08 風景のスナップと構図
09 光と影の描くトーンを意識する
10 一瞬の違いを意識して四隅まで確認する
11 一瞬先を予測して捉える
12 適正露出と露出補正の考え方
13 スナップ撮影と絞りによる効果
14 ハイキー写真と露出、現像
15 ローキー写真の撮影、現像
【column2】同じ場所から眺める様々な光景