No.6200 IDE/ATAPI to SCSI アダプターセット (最後の1点です)
SD-SCSI変換だけでなく
IDE/ATAPI-SCSI変換もできて データの長期保存も可能これ1台で、Old Macに必要なSCSIデバイスをカバーできます。
IDEモードとATAPIモードの両方に対応しています。
【商品説明】1.SDカード(SD、MicroSD)だけでなく、2.5”/1.8”のIDEハードディスク、1.8”ZIF ハード
ディスク(コンパクトフラッシュも)をMac標準の50ピンSCSIハードディスク用に変換可能。
2.Windows用ATAPI規格の40ピンCD/DVDドライブをMac用SCSI-CDドライブとして使えます。
3.基板内のFirmwareチップの入れ替え作業で、IDEモードとATAPIモードの使い分けができます。
初期状態ではHDD(IDEモード)用になっています。
光学ドライブの場合は、付属のPLCC引抜き工具で、付属のATAPIモード用チップと交換。
トップカバーをはずす際には、時計用プラスドライバーが必要になります。
4.電源はMac本体のHDD/CDドライブ用電源4ピンコネクタから、付属のケーブルで分岐供給。
5.本装置はMacintosh Plus では内部、外部用とも使えません。
6.本装置はColor Classicシリーズ では内部用には使えません。
【重要事項】
1.本質的にSDカードには、いくつかのメリットの反面、ハードディスク(磁気ドライブ)にはない
「データが破損しやすい性質」「データ保持期間」や「書き換え回数制限」「データ救出の困難
性」などの弱点がありますので、本装置でSDカードをHDD代わりに使用する場合は、ご理解の上
ご使用ください。
2.HDDからの起動について
本装置のHDD(IDE)ドライブモードでは、SCSIバス上に(光学ドライブ以外の)有効な起動ドラ
イブが存在する場合は、つねにそちらからの優先起動となります。
(「起動ディスク」の設定やSCSI ID番号による優先起動順位付けは無効です)
その場合、本装置から起動するためには、以下の2種類の方法で対応できます。
(1)いったんフロッピー起動して、本装置以外の起動ドライブ(外付けHDDなど)のシステム
フォルダの「Finder」アイコンを新規フォルダ内に隔離して再起動すれば、本装置から
起動し、その他のドライブもデスクトップにマウントされます。
(2)本装置以外の起動ドライブ(外付けHDDなど)の電源を切った状態で本装置から起動
して、デスクトップになったのち、SCSI-Probe(付属)などのマウンタユーティリティを使っ
て、後からほかのドライブをマウントします。
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詳細 ■ HDDモード(IDEモード)で使う ほかのPC(MacやWindows機)の助けは一切不要です。ドライバも設定ファイルもいりません。
現在各種のSD-SCSI変換カードがありますが、それらのどれよりも簡単に確実に使えます。
最大の特長は、RaSCSI、BlueSCSI、ZuluSCSIと違って、SDカードやイメージファイルを使
わず、従来のHDDの扱いと同様に外付けHDD上やフロッピーベースのMac用フォーマッタで
そのまま標準(HFS、HFS+)フォーマットするだけです。
Windows機やOSX機を併用してSDカードにダウンロードしてファイル名を書き換えたり、
ターミナルのddコマンドで新規にイメージファイルを作成する作業などはいっさい不要で、
OldMac機だけで完全に単独で使うことができます。
固定ネジ穴位置に自由度をもたせたHDDマウンタ
付属の6mm角の垂直ブロック(M3ネジ穴)を併用して、「底面からのネジ固定式HDDマ
ウンタ」と「側面からのネジ固定式HDDマウンタ」いずれにも対応します。
ただし固定には既存のインチねじではなく付属のM3ネジを使用します。
昨今の人気に合わせてSD-SCSI変換(SD-IDE変換経由)も使える商品構成にしてあります
が、長期保存が気になるかたは、SDカードではなく、まだまだ新品入手できる2.5”ハードディ
スクなどで運用ください。3.5"インチハードディスクは内蔵不可。
アクティブターミネーション装備(ジャンパーピンでON/OFF)
対応機種
漢字Talk6/System6以降のHDD搭載可能なコンパクトMac、デスクトップMac
(ただし、 Plusには使えません)
詳細 ■ CDドライブモード(ATAPIモード)で使う
付属のフロッピー内の汎用CD-ROMドライバ「Apple CD-ROM .5.3.1」を、起動システムフォルダ
の「機能拡張」にドラッグコピーするだけでWindows用CD/DVD(マルチも)ドライブが使えます。
(ただし再生のみ)
Macの電源投入時に「Cキー」を押したままにすれば、(漢字Talk7.1以外の)OSインストールCD-
ROMディスクでCDドライブから直接起動することができます。
(この操作は光学ドライブのSCSI ID=1からID=6の範囲で有効で、ID=0ではCD起動できません)
CD起動できない場合は、付属の「汎用CD-ROMドライバ入り」のSystem7.5.3または漢字Talk7.5
のフロッピーから起動すれば、普通にインストールCDを使うことができます。
対応機種 漢字Talk7.1/System7~7.5.5機 (MacOS7.6以上は未検証)
( ただしUltraWide規格ベースのためPlusには使えません)
【補足】
1.設置サイズについて
1枚目の写真(SCSI変換基板+マウンタ基板)の状態での設置サイズは
最大 幅119mm×奥行157mm×高さ39mm
通常の3.5”HDDに比較すると少し大きくなっています。
2.5インチ以下のデバイスとマウンタ基板で使う場合は、写真のように向かって「左側」でマウ
ンタ基板とツラ位置が合っており、マウンタ基板部分(幅101.6mm)から右側に17.4mm飛び
出た変則形状になっています。
光学ドライブを使う場合の設置サイズは、元のATAPI ドライブのサイズに対して、SCSI変換基
板の厚みの21mm分、奥行きが深くなります。
使い方によっては、設置サイズと接続コネクタの位置関係で、実装上使えないケースがあり
ます。よくわからないかたは、事前に質問らんからご質問ください。
2.コンパクトフラッシュを使う場合は、別途、市販のCF-44ピン変換基板が必要です。
コンパクトフラッシュカードによっては、本装置との相性問題があり、あまりおすすめはしま
せんが、必要な方にはサポート支援します。
3.本装置を外付けのHDD/CDドライブとして使われる場合は、状況に応じて以下のものが必
要です。
No.6230 Mac用 内蔵SCSIドライブを25ピン外付け化するアダプタ
内蔵用SCSI 50-50Pフラットケーブル
外部電源供給として
No.6331 OldMac機用 +12V/+5V出力変換アダプタ
AC-DC5Vアダプタ
AC-DC12Vアダプタ
4.本装置をCD-ROMではなく3.5インチの内蔵IDE-HDDの代用として装着する場合、機内に収
めることはできませ んが、外付け用SCSIドライブとして活用することは可能です。
5.Mac以外の、X68000やPC-98での使用についてはサポートできません。
【付属品】
・日本語マニュアル11ページ
・SD-IDE44ピン変換基板
・光学ドライブ用4ピン二股電源コード (Macの内蔵HDD用4ピンケーブルから)
・起動用フロッピー4枚(フォーマッタ付属)、ネジ類一式
(SDカード、HDDドライブ類、SCSIケーブルは付属しません)
【言語対応】
・英語版マニュアルは用意していません
・付属フロッピーのうち「CD-ROM起動用FD」は日本語メニューで、ほかは英語システムです