御存知!名手Andrey Smirnov参加 U.D.O. 大傑作「Steelfactory」 15曲入デジパック仕様限定盤 輸入盤未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い。
Udo Dirkschneider(Vo、ex-Accept)、Andrey Smirnov(G)、Fitty Wienhold(B)、Sven Dirlschneider(Ds)となります。
制作はJacob Hansenとなります。
但しヴォーカル録音は”The Roxx Studios”にて、エンジニアは何と!Stefan Kaufman(ex-Accept、U.D.O.)。ギター録音は”Hansen Studio”、
ベース/ドラム録音は”R.O.C.Studios”という変則制作となります。
内容は言わずもがな。
そもそもU.D.O.はUdo Dirkschneiderが全盛期Acceptから解雇後に(アメリカ進出を機に音楽性を変化させたAcceptに対して)その音楽性継承として結成された感のあるバンド。
Accept崩壊後はとりわけファンにそう目されるものの(Michael Kiske加入後のHelloween以降にカテゴリー扱いされた)”German Metal”の範疇から(質は高いものの)逃れられず、
Udo Dirkschneiderは再結成Acceptに参加となりますがその再結成Acceptは時代の波に抗えず”Identity Crisis”に陥り、好作三作を残すものの全盛期に及ばず解散。
再結成Accept解散後に再結成。より全盛期Acceptを意識したドイツ系正統系・伝統系Metalの音楽性を指向。
定番Metalの好作を制作、ヨーロピアンHMとしてU.D.O.の地位を築く........という感がございます。
この正統系・伝統系Metal分野は伝統美術工芸品制作の様なもので、進化や奇抜さ、新鮮さではなく、品質や凝り重視。
音造りで時代性を取り入れる感がございます。
U.D.O.は正直定番HMとしては評価されるものの、かのJudas Priestの後継者と目された嘗ての全盛期Acceptとの比較となると.......という感がございます。
そこが音楽性のネックの感があり、メンバー交代が頻繁である事がそれを窺わせるものでございます。
(常に全盛期Acceptとの比較があり)質は高いもののメロディアスさが...............と言われ続けていたU.D.O.でございます。
ここ数作はUdo Dirkschneider/Fitty Weinholdを中心とした音楽性の感がございますが、今作の鍵は名手Andrey Smirnov。
今作では嘗ての全盛期Acceptを彷彿とさせる重く引き摺る感のある憂いあるスラヴ民謡系メロディアスさが強く加えられている事がミソ。
非常に全盛期Acceptを意識した感のある作風で非常に高品質。されど意外なポピュラーさもミソでございます。
またその過去ネタや名手Wolf Hoffmanが用いるクラッシック音楽の意欲的導入(今作では「タンゴ音楽」ではございますが......)登場という楽曲も存在。非常に興味深いものでございます。
正直「定番メタル」の評価に甘んじていた感のあるU.D.O.ではございますが、今作で第一線のドイツ系正統系・伝統系Metalへと変化した感がございます。
名手Andrey Smirnovはロシア系ミュージシャン。
ロシアという国の歴史的背景から来るメロディアスさが非常に感じられるギタリストでかの名手Wolf Hoffman(現Accept)を彷彿とさせる演奏スタイルの持ち主。
また今作ではUdo Dirkschneider/Andrey Smirnov共作楽曲も登場。
バンド音楽性の中心が変化した事が窺われる感がございます(後にFitty Weinholdは脱退)。
また「Acceptへの決別」との事で同バンド別プロジェクト”Dirkschneider”を2016年に立ち上げ、全てAccept楽曲ライヴ・プロジェクトとして活動。二作のライヴ盤を制作致します。
二年弱の活動で終了致しますが、そこでの成果が生かされている感もございます。
現在では(Udo Dirkschneider参加のツアーのみ)再々結成を経て本家の新生Acceptも存在(Peter Baltesが脱退という憂き目に遭いましたが........)。
こちらも全盛期Acceptを強く意識した感がございますが、こちらもコンセプト作含めた名作揃いという非常に興味深いバンド。
U.D.O.同様に現在に生きるという感のある音楽性でございます............................
この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。