日本料理 森口冨士夫 旬の芸術を器に盛る 会席料理12か月
ジャパンアート社
森口冨士夫 (関西割烹萠友会会長)
日本料理「翠徳亭」豊中店・宝塚店主。
平成15年度「現代の名工」受賞記念出版。
作品集・別冊 2冊組 クロス装夫婦箱入 A4判 横長本
2004年 初版
『作品集』 224ページ フルカラー 布貼り上製本
『別冊』 32ページ 中綴本 森口冨士夫半生記「人生力のかぎり」
定価35,000円
現代の名工受賞の日本料理人・森口冨士夫氏の料理の真髄である前菜はもちろん、
日本料理の基本に忠実な作品は、プロの和食・日本料理人・調理師向けの手本として大変有用。
本書は美しい写真集であり、そのノウハウを惜しみなく公開したもの。
作品集…旬の食材を生かした12ヶ月の会席料および椀物12ヶ月で構成し、
巻末には、料理家・阿部孤柳氏と語る座談会「日本料理の魅力を語る」を収録。
著者は有名ホテルなどで料理長を務め、現在は日本料理の伝統と技術の向上のため、
後進の指導育成にも力を注いでいる。感性豊かな料理が評判。
八条宮家相伝 生間流式包丁道生間家門人の一人。料理専門誌などで講師として指導にあたる。
別冊…森口冨士夫 半生記/経験とデータから学んだ教訓集 ほか
(作品集 より)
本書は「十二か月の会席料理」と「椀物十二か月」の作品集で構成されています。会席料理では各月とも扉に集合写真を掲載し、その裹に献立をのせ、先附、前菜、吸物、造里、焚合せ、焼物、合肴(温物、鉢肴等)の順に一頁または二頁単位で料理作品と作り方を取り上げています。二頁単位の場合は右頁に作り方、左頁に作品を掲げました。但し、料理や器の大きさの関係で、献立順にならないところもあります。
料理説明は手順を追ってわかりやすく述べてあります。用字用語についてはある程度、標準的なものに統一しました。
四季折々のコラム(囲み)については編集部の責任において、料理内容や時節に即して執筆し挿入させていただきました。
(編集部 より)
【目次】より
一月の会席 正月 二月の会席 節分 三月の会席 ひな祭
四月の会席 花見 五月の会席 菖蒲の節句 六月の会席 梅雨
七月の会席 七夕 八月の会席 納涼 九月の会席 月見
十月の会席 秋祭り 十一月の会席 紅葉 十二月の会席 師走
椀物十二カ月 四季の会席料理 座談会